3月10日、ハイヤー・タクシー業界で働く方々によって構成されるハイタクフォーラム(全自交労連・交通労連ハイタク部会・私鉄総連ハイタク協議会)が主催する「適正な運賃改定と確実な賃金反映を求める総決起集会」が都内にて開催されました。
立憲民主党を代表してあいさつに立った逢坂誠二代表代行は、わが国ではこの数10年の間、行き過ぎた規制緩和により、とりわけハイヤー・タクシー業界は大きな苦境に立たされてきたことを指摘。この流れを健全なものへと戻すとともに、政治の立場からハイヤー・タクシー事業の維持・発展のため今後も力を尽くしていく決意を述べました。
また、近藤昭一タクシー政策議員連盟会長はあいさつで、新型コロナウイルス感染拡大という厳しい環境のなかでハイヤー・タクシー事業を支えるために現場で働いてこられた皆さまに心からの敬意を表したうえで、3年間に及ぶコロナ禍のなかで、多くの働く仲間が離職しなければならなかった状況に触れ、賃金改善も含め魅力ある職場づくりのための環境整備に力を尽くしていきたいと述べました。