岡田克也幹事長は4月11日、国会内で記者会見を開き(1)小西参院議員発言に対する措置、(2)統一地方選挙(前半)の結果、(3)補欠選挙など――について発言しました。

(1)小西議員の発言に対する措置

 岡田幹事長は、「小西議員のブリーフにおける発言、記者会見、ツイッターの内容を確認し、問題があると判明し、党規約28条1項に該当する判断し、3項の幹事長の注意を行うこととし、常任幹事会の了解を得た。十分に反省することを求める」と述べました。

(2)統一地方選挙(前半)の結果について

 岡田幹事長は、道府県議会選挙の現有改選議席が204に対して、党籍のある公認、推薦の当選が214で10議席増やしたこと、政令市議会議員選挙は現有議席117に対して、公認と党籍ありの推薦をあわせて当選は115と報告し、「なんとか踏みとどまった」という認識を述べました。

 また、女性候補者の当選率は都道府県議会選挙では、78.13%(男性74.18%)。政令市議会議員選挙では、女性の当選率は91.67%(男性69.39%)で9割を超える当選率だったことを明らかにしました。

(3)補欠選挙について

 岡田幹事長は、今日から統一地方選挙の後半戦、衆議院の補欠選挙が始まったことに触れ、自身の山口の補欠選挙の応援で有田芳生候補は「(1)拉致、(2)旧統一教会、(3)アベノミクスをあげ、堂々と政策議論をしようと訴えた」と述べました。

 岡田幹事長は、桜を見る会を例に挙げ、「この選挙は保守かリベラル化、自民か立憲かではなく、有権者の良識が問われる選挙だと」指摘しました。

 そのうえで「大分、山口4区、千葉5区をしっかり応援していきたい」と意気込みを述べました。