立憲民主党は5月23日、国会内で第75回常任幹事会を開きました。
冒頭であいさつに立った泉健太代表は昨日、渡部恒三衆院副議長のしのぶ会が東京都内で開催されたことにふれ、総理大臣経験者をはじめ幅広く多くの方が出席していたと振り返りました。そのうえで、「右でもなく左でもなく前へというのは、結党のときの立憲民主党の言葉ですが、立憲民主党自身が幅の広さをしっかり生かして多くの有権者の方々に信頼をいただけるようにさらに活動を強化していく」と語りました。
また24日衆院で、26日に参院で開かれる予算委員会に関して、「衆参で国民の関心事項について取り上げることになります。サミットで、総理や官邸は高揚している感もありますが、国民生活に目を向ければ、大変厳しい状況は全く変わっていないわけですから、われわれは国民目線で、国民の生活を少しでも良くするため政策論戦をしていきます」と述べました。
2.報告・承認事項
<幹事長>
岡田克也幹事長は(1)衆議院議員選挙総合選挙対策本部の構成(2)人材局の設置(3)ハラスメント対策委員会の構成――等について報告。ハラスメント対策委員会委員長に金子恵美衆院議員が就いた旨を語りました。
<政務調査会長>
長妻昭政務調査会長は『次の内閣』閣議(第30回、第31回)審査事項について報告しました。
3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
大串博志選挙対策委員長は(1)「10増10減」に伴う新選挙区への移行および総支部長の選任(2)「10増10減」に伴う衆議院比例区総支部長の選任(3)第50回衆議院選挙における候補者の公認内定(4)宮城県議会議員選挙に向けた公認・推薦(5)福島県議会議員選挙に向けた公認――等について提示し、協議のうえ議決しました。
また、参考資料として中間選挙結果の報告がありました。