岡田克也幹事長記者会見

2023年5月23日(火)16時02分~16時33分
発行/立憲民主党役員室

★会見の模様を以下のURLで配信しています。
https://youtu.be/OVgMdFZFWNg


■冒頭発言

■質疑


■冒頭発言

○第75回常任幹事会を開催

【幹事長】
 私からは、まず常幹のご報告です。
 忘れないうちに言っておきますが、常幹は隔週でやっておりますが、衆議院選挙に向けての候補者の擁立ということで、ある程度人数が出てきた場合には隔週ではなく毎週やるということでご了解をいただきましたので、おそらく来週も開催することになると思います。
 さて、きょうは私のほうから3点、報告・承認事項として申し上げました。
 一つは、衆議院議員選挙総合選対本部の設置及び構成についてということで、今まで衆議院選挙についての選対本部はありませんでしたので、これを設置するということを決めたところであります。メンバーについてはお配りしてあるとおりであります。
 それから、人材局の設置ということで、幹事長就任以来、党職員の皆さんの個別のヒアリングも含めて、働きやすい環境をどうやってつくるかということでかなり時間を割いてまいりました。この間、専門家の皆さんにも入っていただいて、総務局長・山岡さん、それから荒井さんを中心に、私も参加したりして議論を重ねてまいりました。それを踏まえて、今まで準備室だったのですが、人材局を設置するということを決めました。局長にはこの間対応していただいた荒井衆議院議員を人材局長に任命いたしました。
 前にも申し上げましたが、民主党時代から比べますと、新たに合流した方もいらっしゃるし、あるいは、一旦分かれてしまって、また一緒になったりと。それから、維新の江田さんや松野さんが合流して民進党になったわけです。そのときにも職員の皆さんにも来ていただきましたし、社民党の吉田さん、吉川さんが来ていただいたときも、職員の方も来ていただいております。全体を統一して、人事評価の基準とか、その仕組みとか、そういうものをきちんと整理して公平公正な制度にしていきたいと考えているところです。私としては、こういったことが党を再生していく上での一番ベースのところで大事なことだと思っておりますので、スタートして半年以上たちます、人材局をスタートさせるということであります。
 それから、ハラスメント対策委員会の委員長は吉田忠智さんでした。今回、委員でもある金子恵美さんに委員長をお願いするということにいたしました。ハラスメント(対策)委員会の運営についても、その内部規定など、現在見直し作業をやっておりまして、まとまり次第、また常任幹事会にご報告することになると思っております。
 協議・議決事項のところで、「10増10減」に伴う新選挙区への移行及び総支部長の選任というところをご覧いただきたいと思います。
 福島の話です。福島では1減になりました。そして、今の新しい福島2区、ここが玄葉さんと馬場さんがかぶっているということになっております。そういう中で調整を、福島県連のほうからも意見が上がってきておりましたが、丁寧に県連とも相談し、当事者の皆さんとも話合いをした上で、福島第2区の総支部長に玄葉さん、そして東北ブロックの比例(単独)第1位に馬場さんということで整理をさせていただきました。これは承認事項でありますので、常任幹事会においてご承認をいただいたところであります。
 それから、新しい総支部長として、栃木県3区の伊賀さんと千葉県5区の矢崎さん、お二人を決めていただいたところであります。
 常任幹事会については以上でございます。

○G7広島サミットについて

【幹事長】
 そのほかのことについて若干申し上げたいと思います。
 一つは、広島サミット。全体としては充実したサミットだったなというふうには思っております。7か国といいますか、G7だけではなく、グローバルサウスという言い方がいいかどうかは別にして、インド、韓国、ブラジル、インドネシア、そのほか、オーストラリアとか、重要な国のトップが来ていただいて、非常に充実した議論が行われたのではないかと思います。また、ゼレンスキー大統領が来られたことも、中身の充実、非常によかったと思っております。
 ただ、個別に見ていきますと、特に私が首をかしげたのは核軍縮についての首脳声明であります。ロシア・中国のことに言及したわけですが、そもそもG7の中に核保有国が含まれているわけで、にもかかわらず、NPTの運用について言及するだけで、どうやって核軍縮を進めていくかということについてはほとんど何も触れられていないに等しいということであります。したがって、被爆者の皆さんの中に失望の声が上がったのは、そういう意味では当然だったのかなと思っております。
 もちろん、被爆者の皆さんが言っているのと、私の考え方、同じでは必ずしもありません。例えば核の抑止力というものは私は必要だと思っておりますし、党としてもそういう考え方であります。また、禁止条約についても、我々、参加はできない、しかし関与はすべきだと、オブザーバー参加ということを考えているわけですが、そういう意味で被爆者の皆さんと言っていることが同じではないのですが、しかし、それにしても物足らないというか、もう少し突っ込んだ議論を、ちょうど核を保有している国のトップと、そうでない国、7か国それぞれそろっているわけですから、総理も「橋渡し」と言うならばしっかり議論をしてもらいたかったなと思っております。

○少子化対策の財源問題について

【幹事長】
 少子化対策の財源について、先週いろいろ申し上げたわけです。これは保険ではなくて税だと。それならば税としてきちっと法律に基づいてやるべきだと。そうでないと租税法律主義に反する。最も民主主義の根幹のところでおかしなことになっているということを申し上げました。
 今回、(歳出改革で)2兆円の財源を確保するというようなことも言われていて、しかも、それを基本的に社会保障の中での歳出改革でやるというのは、2兆円という規模を見ると、ちょっとあり得ないなという気はいたします。毎年毎年、薬価(引下げ)その他で社会保障費の伸びの抑制を補ってきているわけです。それが2000億円程度の話で、その10倍のものを毎年やっていくというのは、もちろん社会保険料を上げるということは一方であるのでしょうが、しかし、それだって2兆円上げるというわけには当然いかないわけですから、あまり整合性の取れた話にはなっていないなという感じがいたします。
 もちろん、これから2025年問題、高齢化が本格的に始まって、医療や介護のために必要なお金も一人当たりは変わらなくても人数が増えれば当然増えていくわけで、そこの部分があるにもかかわらず2兆円にわたって社会保障の分野で歳出改革をしていくというのは非常にあり得ないことのようにも思えるわけです。その辺、もっとしっかり議論しなければならないと思っております。

○防衛財源確保法案について

【幹事長】
 防衛財源確保法案、先ほど(衆議院本会議での)採決を終えたわけですが、これから参議院で本格的な議論をしていく。
 私は、この防衛財源の確保の話と子ども政策の財源の話というのは、これは別々の話ではなく、やはり一体で議論していかないといけない話だと思います。子ども政策をしっかり確保するということになれば、例えば防衛政策で、防衛財源で、毎年5兆円近く、倍にするということはそういうことですから、その伸びをぐっと抑えれば何兆か出てくる。そういう余地もあるわけで、まず防衛費先にありきという議論は非常におかしなことだと思っております。

○入管問題 維新・梅村議員の発言について

【幹事長】
 最後に、維新の梅村議員の、亡くなったウィシュマさんに対する発言。これは本会議及び委員会における議論で、非常に問題があるということは維新も認めておられると思います。
 今、おそらく対応について、処分なのか措置なのかわかりませんが、党の中で検討しておられるのだろうと思いますので、私はどこかの党首みたいにあまり品のないことを言うつもりはございません。しかし、党の中でしっかりと、しかも本会議で発言したのは、これは本人が勝手にしたのではなく、党として当然見た上でそれを発言されているわけであります。そういう意味では、党としての対応がどうだったのかということも含めて、しっかりと検証していただきたいと思っております。


■質疑

○次期衆院総選挙に向けた取組について(1)

【共同通信・恩田記者】
 常幹の関連で、福島2区は玄葉さんということになったが、県連からはコスタリカ方式を取るように上申されていたかと思う。これへの対応はどうなりそうか。

【幹事長】
 今回決めたのは、次の総選挙で、2区の総支部長が玄葉さん、比例区の総支部長が馬場さん、馬場さんについては比例1位ということを決めたということです。それ以上でもそれ以下でもありません。

【共同通信・恩田記者】
 今回玄葉さんに決めた理由というのは何か。

【幹事長】
 新しい2区というのは、玄葉さんの選挙区と郡山と合わさったものであります。今までの実績から見て、玄葉さんであれば選挙区で勝てる可能性はかなり高いと。馬場さんももちろん議席を得ているわけですが、残念ながら選挙区では勝てずに比例ということです。そういうことを考えると、玄葉さんを選挙区でと。これは県連とも相談した上での話です。

○LGBTQの人権を守るための法整備について

【共同通信・恩田記者】
 LGBT法案に関して、維新と国民は共同提出という形で法案をつくろうという話を今始めている。与党案、立民の超党派案、維新・国民案、3案出る見通しとなっているが、今後の議論に期待することを教えていただきたい。

【幹事長】
 形にとらわれるというよりは、やはり中身が大事です。やはり超党派で合意したというのは非常に重いことなので、それをベースにぜひ議論してもらいたいと思っています。

○次期衆院総選挙に向けた取組について(2)

【産経新聞・大橋記者】
 きのう共産党の小池晃書記局長が、次の衆院選で積極的に候補者を擁立していくと。その内容が、立憲が立てている立てていないにかかわらず原則立てていくと。それは泉代表のテレビでの発言の、維新とも共産党とも選挙協力はしないし候補者調整もしないという発言を受けたものだという趣旨のことをおっしゃっていた。まず、この点の受け止めをお願いしたい。

【幹事長】
 他党の幹部が発言したことを、具体的に何かコメントするつもりはありません。それはそういうものとして受け取っております。

【産経新聞・大橋記者】
 前回は共産党と文書での合意事項というものもつくったと思うが、幹事長はかねてから次の選挙はどういうふうに取り組むかというところはご発言されてきたかと思うが、改めて、次期衆院選に対して、とりわけ共産党との関係について、どういうふうなお考えを持っておられるか伺いたい。

【幹事長】
 代表が既に発言されていますので、それがベースです。それと違うことを言うつもりはございません。
 ただ、幹事長として、やはり自民党をいかに減らすかということは非常に重要な使命だと思っておりますので、そこのところもしっかり念頭に置きながら考えていきたいと思います。

【産経新聞・大橋記者】
 要は、勝てそうなところで立憲と共産が候補者が重なった場合は調整の余地はあるということか。

【幹事長】
 相手のある話なので、今、小池さんはご紹介のようなことを言っておられますから、それ以上、私が今、何か仮定に基づいて言うのは避けたいと思います。

○防衛財源確保法案について

【NHK・岩田記者】
 防衛費の財源の確保法案についてお尋ねしたい。衆議院では財金委員長の解任決議案と財務大臣の不信任決議案を出す中で、野党としては徹底抗戦をしてきたわけだが、改めて、法案が今回衆議院を通過したことに対しての受け止めをお願いしたい。

【幹事長】
 2カ月近く、きょう安住国対委員長も話しておられたと思いますが、かなり濃密な議論ができたのだと思います。最後は、そうは言っても、いろいろ手を尽くしても、最終的には採決ということになります。
 参議院においても中身のある議論をしっかりとやっていきたいと思っています。

【NHK・岩田記者】
 参議院での議論だが、今回徹底抗戦をしてきたという中で、先ほど冒頭でも子どもの財源と一体の議論をすべきだというお話があったが、改めてどういう点を追及ポイントとして強めていきたいとお考えか。

【幹事長】
 きょうの代表質問でもありましたように、かなり中身が、1兆円の増税の話もありますし、それ以外も、いろいろ言っていますが結局赤字国債に返ってしまう話なのですね。そういう意味で非常に無理のある構成だと思います。
 同時に、では、使うほうがどうなのかと。本当に倍にする必要があるのかと。例えば43兆円必要なのか。それから、5年後以降は倍にずっとなるわけですね。そういうだけの中身が必要なのかということについても、なお議論が尽くされていないと思います。

○G7広島サミットについて

【NHK・岩田記者】
 もう一点、別件で。広島のG7サミットについて、核軍縮の具体的な道筋が示されていないというご指摘があったが、冒頭では、ゼレンスキー大統領を招いた上で、いろいろ全体としては充実したサミットだったというふうに受け取られている一方で、解散の話も随分話として出てきている中で、かねてから幹事長はこの夏秋の解散が強いという認識を示されていらっしゃったが、改めてその受け止め方が変わっているのかどうかと、今後の衆議院選挙についての備えについて伺いたい。

【幹事長】
 NPTの話をちょっと補充的にさせていただくと、NPT、しっかりやっていきましょうという確認をしたわけですが、NPTは核保有国には核を減らす義務が課されている。核保有国が顔をそろえていたわけですね、G7の中でも。そういう保有国に対して、しっかりそれを迫ることができたのかと。ロシアや中国に対していろいろ注文をつけることも大事ですが、まず自分たちがしっかりとNPTの体制を守るための努力ができているかどうかということが一つの大きなポイントだったと思いますが、そこについての言及がないし、どういう議論があったのか全く発信がないということは、結局やっていないと思うのですね、そういうことを。それではやはり、もちろんロシアや中国がポイントなのですが、まず自分たちがやることをやる、あるいはそういう覚悟があるということは、ぜひ確認してもらいたかったと思います。
 NPT、なかなかまとまらないのは、この前もまとまらなかったわけですが、やはりそういう義務を果たしていないということに対する反発が非常に強いわけですよね、核を持っていない国々の。やはりそこに真摯に答えていくということが大事だと思います。
 もちろん西側というか、核を持っているアメリカやイギリスやフランスが一方的に核軍縮をするという話ではなく、中国やロシアもどういうふうに巻き込んで、そして核軍縮を実現していくかと。そういう話だと思うのですが、まず自分たちがどういうことができるかということをG7サミットの中で私はもっと真剣に話してもらいたかったし、それこそ「橋渡し」ではないかと思います。
 解散・総選挙の話は特にございません。最終的には、何度も言っていますように、これは総理が決めることなので、こちらで決められない話をいろいろ言ってみても仕方がない。できることはしっかり準備しておくこと。それに尽きると思います。

○次期衆院総選挙に向けた取組について(3)

【TBS・星記者】
 解散についてだが、総理の側近議員からの発言で、内閣不信任案が出たら総理は受けて立つ可能性もかなり高いといったような声も出ている。このような発言についてはどのように思われるか。

【幹事長】
 誰が言ったのですか。

【TBS・星記者】
 宮沢税調会長です。

【幹事長】
 税調会長の言ったことに私がコメントしなければいけないですか。

【TBS・星記者】
 もしできれば。

【幹事長】
 その必要はないと思います。

【読売新聞・中山記者】
 衆院選に関連して伺いたい。先ほども出た質問と重複するテーマで恐縮だが、共産党との関係についてだが、党内では共産党と選挙協力をしないことに対しての異論も出ていて、また、新潟のように地域レベルでは共産党との協力を模索する、継続するような動きもあるようだが、こうした動きについての受け止めをお聞きしたい。

【幹事長】
 共産党さんも、それは中央の話だと小池さんがきのう言っていますから、あまりこちらから勝手なことを言っても仕方がないと思いますが、基本はそれは中央で動かさないと動かない話ではないかなというふうに思っています。現在それを動かそうということにはなっていないということです。

【読売新聞・中山記者】
 党内では、立憲共産党で何が悪いんだという趣旨でツイートされる方もいらっしゃったが、改めて、重複にもなるが、共産党と衆院選でどのような関係で臨みたいかという点のお考えもお聞きしたい。

【幹事長】
 誤解を招かないようにしたいと思います。
 この前の総選挙は、読売さんも立憲共産党と書かれましたが、そういうことで、私も選挙区を選挙が終わった後に回って、非常にそのことが強く印象づけられている。長年の支持者の中からも、今回は特別仲よくやったんだってとか、けしからんとか、それに対して、そういう声は結構ありましたよね。だから、実態以上に、元々麻生さんが言い出した言葉だと思いますが、それが行き渡って誤解を招いたところもあるのではないかと思います。
 誤解を招くようなことにはならないようにしたいと思います。

【読売新聞・中山記者】
 その誤解というのは、どういう点で誤解されたというご認識なのかもお願いしたい。

【幹事長】
 具体的に協力しているとか、そういうことは、私は少なくともそういう認識はしていないのです。
 選挙協力という、現場でそういうことはあるのですかね。あるところはあるのかもしれませんが、かなり地域によって違いもあると思います。それから、文書を交わして、これはまずいよということになったところもあります。
 ですから、平均的にはそういう、何といいますか、協力しているということではなかったと私は思うのです。候補者を調整しているということはあったかもしれませんが。

○「次の内閣」「憲法対話集会」等について

【フリーランス・小山記者】
 今回、NCの30回の審査結果で、閣法の放送法が賛成となっているが、これに関してはご説明なり声明なりを党として広報的に国民に対して出されるか。

【幹事長】
 結論だけ聞いただけなので、それはむしろ長妻さんの記者会見のときにお聞きいただいたほうがいいかなと思います。

【フリーランス・小山記者】
 次に、憲法集会in三重というのが28日に行われる。岡田幹事長も三重の選挙区だが、岡田幹事長の参加がないのは何かこう寂しいなというか、どうしてかなと思った。全国に向けてどのような打ち出しにしたいか、アピールされるか、お聞きしたい。

【幹事長】
 これは枝野さんと中川正春さんが中心になって企画されていることです。私はほとんど地元にはおりませんので、参加もできないということです。

【フリーランス・小山記者】
 自分が記事を書く上で気になった部分で、事後のお伺いになってしまうが、だいぶたってしまったが、若手の議員32名の方々の声明を出された後、泉代表が150選挙区の条件を自らに課すまでの間に、幹事長と、例えば中谷さんとか、代表者でもいいが、ちょっと行き違いがあったのかなというような話合いやすり合わせ、声がけなどは行われていたのか。

【幹事長】
 事前にはありません。

【フリーランス・小山記者】
 事後にはあったということか。

【幹事長】
 会として私とやったということはありませんが、個々人に対して、いや、150というのはこういう意味なんだよと。それは擁立目標ではないと。互角ないしそれ以上に戦える選挙区を150つくるということと、例えば200の擁立目標ということは、これは矛盾しないという話はしたりしていました。

【フリーランス・小山記者】
 前記者会見のときに、若い方とコミュニケーションがちょっとうまく取れていなかったみたいなことをおっしゃっていたかと思うので、若い方から事前に聞いてもらえればうれしかったというのはあるか。確認してほしかったという。

【幹事長】
 あの中には副幹事長もたしか4人ぐらい入っているのですね。だから、普段私とずっとコミュニケーションを取っている人たちですから、もっとそういう場で言ってほしかったなと。あるいは、ああいうものを出すのならば事前に相談してもらいたかったなというふうには思いますし、そういうふうには申し上げました。

○次期衆院総選挙に向けた取組について(4)

【福島民報・佐藤記者】
 本日の常任幹事会で新2区に玄葉さんが決まったということだが、これで福島の次期衆院選4区あるうち1・2・3が決まり4区が空白になっていると思うが、県連でもなかなか候補者擁立が進まない中で、一方で維新のほうも浜通りに事務所を構えたりという動きがあるが、党本部として何かてこ入れするようなお考えがあれば教えていただきたい。

【幹事長】
 4区もぜひ出してくださいと、県連のほうにはお願いしているところです。それは私たちが誰か候補者を押しつけるような話ではないので、ぜひ有力な候補者を探し出して申請してくださいということを申し上げているところです。