泉健太代表記者会見

2023年6月16日(金)10時30分~11時00分
発行/立憲民主党役員室

★会見の模様を以下のURLで配信しています。
https://youtu.be/cdXlHHPLBuc


■冒頭発言

■質疑


■冒頭発言

○国会最終盤の対応について

【代表】
 おはようございます。
 今国会、今、最終盤を迎えているという状況で、定例の会見も会期が延長されなければ今回が今国会での最後の会見となるということです。
 しかし、きのうの総理のコメントというか発言があったように、いつ何どきどんな政府・与党側の動きがあるかというのは、これはもう本当に最後の最後まで読めないところがあります。
 今ちょうど参議院では本会議が行われておりまして、刑法の改正、LGBT法、防衛費の財源確保法、こういう大変重要な法案について、今、本会議が行われているという状況です。この本会議の終了を受けて、改めて立憲民主党の執行部としては緊急の執行役員会を開催するということを今想定しております。そして、その後の立憲民主党としての今国会の岸田政権の運営に対しての対応を決定したいと思っています。
 総理は今国会中の解散はないということを言いましたが、これはあくまで総理の言葉でいえば今国会中のということであって、やはり総理には絶大な権限があるのだなと。解散権を握っているという意味では、今、総理の言葉が信じられるものならばですが、今国会会期中にはないというところまでが明確に示されたということであり、会期が終われば、いつ解散・総選挙があるかはわからないということでありますので、改めて気を引き締めて、立憲民主党としては総選挙に向けた準備を加速させていきたいと思います。
 きのう総理もコメントの中でも触れていましたが、政治課題というのはたくさんあって、きのうも北朝鮮のミサイルが発射されています。警戒体制というのは自衛隊も四六時中取っているし、改めて、この国民生活ということでいっても、13カ月連続の実質賃金の低下。年金や賃上げ、多少その実入りの部分が増えたとしても、それを上回る物価高ですので、経済対策をやはり急いでいかなければならない。そういう中で、防衛増税、そして社会保険料の引上げということが政府からは示されていて、国民には大きな不安が漂う。国民生活への不安、将来への不安、これが漂うという状況だと思います。
 それに加えて、当事者を無視するようなLGBT法ですとか、あるいは入管法ですとか、また、児童虐待防止法、ジャニーズの関係でも、全く政府は当事者に寄り添わない姿勢であったということも大変な問題だと思っています。
 国会最終盤では、マイナンバーカードの、これは多くの国民が所有しているマイナンバーカードの情報が、中に入っている情報が自分のものかどうかわからない。他人のものが入っているかもしれない。自分の情報が他人のカードに入っているかもしれない。こういうさまざまなトラブルが起きている中で、いわゆる現行の健康保険証を一方的に廃止していこうという、かなり無謀な乱暴な取組をしているという岸田政権ですから、そこに対して信任をするのかどうかというところが各政党問われているというのが、今、国会最終盤の段階であります。そういうことを踏まえて、私たちもこの最後の執行役員会、緊急執行役員会で判断をしてまいりたいと思います。
 ちなみに、ここまでの通常国会。今、参議院が開かれていますが、衆議院での賛否も含めて、参議院の賛否予定も含めて皆様にお伝えすると、政府の法案の中で賛成率というのを毎回私も会見などでお伝えしていますが、大体8割程度ということになります。細かな数字はやはり最終確定してからと思っていますが、あとは条約を含むか含まないかということもあるわけですが、条約を含むと賛成率は約8割、79%ほどになっているということであって、決して、これは繰り返しいろいろな発信をしていますが、反対ありきという姿勢で臨むのではなく、通すべきものは通し、国民生活に必要なものは法案としても通過させ、審議をし、おかしなものについては監視をし、そして、反対をする。
 そしてまた、多くの対案を出すということも努めてきました。入管法についても対案を出しています。LGBT法についても対案を出しています。また、刑法については我が党から修正の申入れをして、その修正が実ったということで、今、最終参議院にかかっている。あるいは、旅館業法の改正についても修正をして可決された。
 このように、立憲民主党として反対ありきではないということ。修正をして仕上げていくものもあるということ。そして、対案を数多く示してきたということ。こういうことも改めて発信をしていきたいと思っております。


■質疑

○国会最終盤の対応について(1)

【時事通信・木田記者】
 冒頭発言に関連して。岸田総理が昨日、今国会での解散を見送る方針を表明したことについて、泉代表としては評価されるか。

【代表】
 いや、評価も何も、別にそれはこちらが評価するものではないということです。
 岸田総理の「解散」という言葉が、それは全ての衆議院議員の身分を剥奪することでもあるし、そして、国民に信を問うということでもあるので、総理がその言葉をどれだけ重く使っているかということが問われる。総理の覚悟や自覚が問われるということです。

【時事通信・木田記者】
 関連して。総理が、昨日より少し前まで、解散をするかのような言動を繰り返し、国民を混乱させたのではないかという批判もあるが、その点はいかがか。

【代表】
 私も全く同感ですね。本当に国民を混乱させたと思います。
 全国の自治体もものすごくばたばたと、総選挙であれば、投票所の確保ですとか、ポスターの掲示板の手配だとか、本当に地方自治体はひっくり返って仕事をしなければいけないわけですが、そういうこともおそらく相当混乱を与えたと思いますし、選挙となればいろいろな、印刷業者から、車の業者から、こういったところにもさまざまな注文が入ったと聞いていますから、本当にこの総理の火遊び、弄び、これが多大な迷惑をかけた今回の一件だったと思います。

【時事通信・木田記者】
 関連して。今回、総理が今国会で解散をしないという決断をした背景については、どのようにご覧になっているか。

【代表】
 それはもう総理に聞いてもらうべき話ですが、あのように会見で解散をにおわせて、にやっと笑顔を見せて、含み笑いのようなですね、その解散権を弄ぶような態度ということについては与野党から批判が上がっているし、私もこれは一国の総理としていただけない、あってはならない姿勢だと思います。解散権というのは、もっと重要な権限であると。
 これは、よく解散をすると国政の停滞を招くというふうに言う与党の幹部までいるわけです。それを招いてもなお、それは国民に信を問わねばならないということがあるから解散をするという決断をそのときの総理がするわけであって、解散権を振り回すようなものではない。繰り返し総理には、今回の姿勢というのは過ちであると、ご注意申し上げたいです。
 もちろん解散があれば我々はそれに応じる立場ですので、我々自身がためらうものではありませんが、解散権というのは大きな影響のあることであるということは総理に認識をしてもらわなければいかん。

【時事通信・木田記者】
 冒頭発言であったマイナンバーカードをめぐる混乱や、経済的な、実質賃金が上がっていない問題や、あとは増税の話や、こういったことが解散見送りの判断に影響を与えたとお考えか。

【代表】
 加えて、長男の秘書官辞任ですとか、その前には荒井秘書官の辞任というのもあって、(旧)統一教会の問題もありますよ。いろいろなものを振り返れば、実は岸田政権、誇れるものはないのではないか。そういう足元を見詰めたというのもあるでしょうし、やはりこの解散権を振り回す経緯の中で与党の中からも随分反発もあったし、そして、公明党との関係も微妙な仲ですから、かなりすごんだそこから及び腰になったということではないかと思います。

○次期衆院総選挙に向けた取組について(1)

【共同通信・久納記者】
 総理の解散見送りの判断によって次期衆院選までの時間はできたということも言えるかと思うが、改めて150議席を取れなかった場合は辞任されるという先日表明のお気持ちに変わりはないかと、また、この時間を活用して党再生というか党勢拡大に向けてどう取り組むか、改めて決意をお願いしたい。

【代表】
 もう来週中にも150名はクリアするという状況です。
 私が言ったことに変わりはありません。
 引き続き、本当に、きのうも面接をしたのですが、いい人材が来ています。これは本当にそういったいい人材を積み重ねていって、顔の見える活動をして、やはり立憲民主党が自民党ときちんと論戦をしている政党なんだということを示していきたいと思います。

○国会最終盤の対応について(2)

【共同通信・久納記者】
 内閣不信任案提出の判断のタイミングが、このタイミング、参本後になったということについて伺いたい。それは刑法とか修正案に一緒に取り組んできた重要法案が成立することを待って判断するという理解でよろしいか。

【代表】
 まず、何法にかかわらず、国会全体を判断するというのが、国会全体を総括するというのが内閣不信任案の判断になっていくということ。
 そして、刑法ということを取り出して言えば、やはり特に若年者に対する性犯罪、性加害、これを防がねばならないということで、立憲民主党としても一度政府が出してきた法案を、もっと被害を防止するためにということで修正の要請をして、与野党に応じてもらって修正を勝ち取ってきた経緯があります。ですから、刑法の成立は何としてもというふうに思っております。そういったものも当然考慮してきたという経過はあります。

【共同通信・久納記者】
 岸田総理は、今国会中の防衛増税を初めとした諸課題への取組や、今回の解散の見送り、解散をにおわせて見送ったという背景も含め、総理大臣の任にふさわしいかどうか。今、泉さんはどう考えていらっしゃるか、お考えを伺いたい。

【代表】
 これはもう私たち、ここまでの岸田総理の進め方を見てくれば、総理の任にはふさわしくないと思っています。

○松原議員の離党について(1)

【共同通信・久納記者】
 別件で恐縮だが、きのう松原仁さんの離党届が受理されたかと思う。今回の一連の経緯について、どうお考えになるか。また、東京26区から出馬された場合、立憲民主党としてどのように対応するのかも含めて伺いたい。

【代表】
 まず、先週の記者会見でも話をしましたが、党の原則、これは「10増10減」に伴う選挙区の新設ですとか異動ということについては、常任幹事会の中でもやはりそういうことでほぼ一致したのではないかと思っていますが、現職の所属議員がいれば、まずはやはりその現職の所属議員の意向というのは最大限尊重されるものであると。これが党の共通理解であるというふうに考えていますし、それは党内でも共有されている認識だと思います。
 そこに当たってはというか、そこにおいて、都連の中で、都連の中では手続をしてきたということでの、自主的な原則というか候補者選定のルールというものをつくっていたということがわかりましたので、私はそれについては都連に注意をいたしました。
 注意をして、言ってみれば、その後、例えば差戻しということなども考えられなくはないのですが、しかしながら、そのもう一方の当事者である松原議員が既に離党届を出してしまっているとなると、また、その後、幹事長から改めて意思確認をしましたが、本人は離党届を受理してほしいということであると、これはもう当事者性を失ってしまうということになるので、差戻しをしても当事者間の協議が整わないということになります。ですので、残念ながら受理をするという形になります。
 今、会派は同じ会派、「立憲民主党・無所属」の会派に松原議員は所属をしています。その意味で、離党届も受理をするということで処理をしておりますので、現時点で何か党としてさらなる動きということについて形になっているものはありません。

【共同通信・久納記者】
 一点だけ確認だが、泉代表から都連会長に対して注意をしたということか。

【代表】
 そうです。

○次期衆院総選挙に向けた取組について(2)

【NHK・高橋記者】
 また別の話題で、先ほど有志の立憲民主党の議員が、野党候補の一本化を目指す会ということで会見をされた。代表が日本維新の会や共産党との選挙での協力はしないというふうにこれまで言ってきたとは思うが、解散しないということで、また戦略を練り直す時間が与えられたとも言えると思うが、候補者一本化の考えを改めて教えていただきたいのと、こうした議員の活動、会見についてどのように受け止めているか教えていただきたい。

【代表】
 ちょっと私は同時進行的だったので見ていないのですが、どなたが会見をされた。

【NHK・高橋記者】
 何人か。小川淳也さんとかですかね。

【代表】
 見てはいない。

【NHK・高橋記者】
 はい、別の記者が。

【代表】
 誰が会見したかはわからないですか。

【NHK・高橋記者】
 名前はここにあるが、私が目で見ていないが、あとは小沢一郎さんとか、手塚さん、稲富さんとか鎌田さん、松木謙公さん等々がいたということだが。

【代表】
 わかりました。
 ぜひ、ご本人というか、皆さん、仲間たちからも、そのまさに有志の会の皆さんからも、ぜひ話を伺いたいと思います。
 これまで、それは党内の仲間たちも皆共有しているものだと思いますが、できる限りの一本化というのは、国会での戦いにおいても、選挙においても、当然立憲民主党としてはそういうことについて可能性があるならばということの姿勢は、千葉5区の選挙でもそうですが、ずっと持ってきている話ですから、きょう会見を例えば開いた仲間たちの中に、そういう中で他党がなかなか応じない、難しいという状況の中で、どういった例えば手法があるのか、考えられるのかというのは、ぜひ率直に意見を聞きたいと思いますし、ぜひ力も貸してほしいと思います。
 その意味では、私がこれまで言ってきているのは、他党が例えば野党で候補者を一本化するつもりがないというふうに言っているときに、立憲民主党がひたすらただ一緒にやろうよやろうよと呼びかけていれば、立憲民主党自身の例えば千葉5区における主体性というものもずっと中途半端なままになってしまいます。その意味では、やはり選挙を戦う以上は、きちんと主体性を持って、そういう構図が成らないのであれば当然ながら自分たちの主張というものを明確にして訴えていかねばならないと思っていますので、常にやはり比例区も含めて立憲民主党の政策、立憲民主党の主張というものを最大限大きくしていくということは必要であると思います。
 そういう中で、まさにきょうその会見を開いた皆さんからはぜひ直接話も聞いて、さらなるどんな知恵があるのかということは考えていきたいと思います。

【北海道新聞・今井記者】
 今の質問に関連して。代表はこれまでは、野党候補一本化について、立憲単独でやるとおっしゃっていたと思うが、ただ、今、有志の会の方にお話を聞くということで、これまでおっしゃっていた単独でやるという方針を変更する可能性もあるのか。

【代表】
 まず、おそらく一部だけの発言を取り上げられているのかなと思うのですが、私は常に、それは他党にまずやる気があるのかということは言ってきているはずです。ですから、それがない以上は、それは自分たちでやるしかないと言ってきています。
 そして、ごめんなさい、二つ目が。

【北海道新聞・今井記者】
 単独でやるという方針を見直されるお考えは、話を聞いた上であるか。

【代表】
 仲間たちとはずっとこれまでも話もしてきたし、党内の仲間である議員のメンバーがこういうふうに提言・提案をするということであれば、それは当然、仲間たちのさまざまなアイデア、考え方、これは聞きたいと思います。
 ですから、すぐ方針を転換するしないという話ではなく、当然仲間たちからのさまざまな考え方は聞いて、それがまた実際にできるものかどうかということも加味して考えていくべきことだと思います。

【北海道新聞・今井記者】
 関連で。先ほどの有志の会の記者会見で、立憲の執行部以外の約80人の方にお声がけをして現在53人集まっているというお話があった。これだけ多くの議員がそういう一本化を目指しているということに対しては、どのように代表は受け止めているか。

【代表】
 基本的に、言うはやすしです。その中で、どのようなことを具体的に行動としてしていくのか。これが問われるのではないかと思います。

○松原議員の離党について(2)

【時事通信・木田記者】
 松原議員の件について伺いたい。松原議員は東京26区での出馬を希望され、現職議員であるにもかかわらず現職の意向が尊重されていない状況になり離党ということに至ってしまった。離党届を提出する前に党本部が調整するなど対応を取られるお考えはなかったのか。党本部の、党執行部の対応に問題はなかったのか。

【代表】
 簡単に言えば、調整はしてきましたということです。

【時事通信・木田記者】
 問題はないという認識か。

【代表】
 調整はしてきました。

○次期衆院総選挙に向けた取組について(3)

【時事通信・木田記者】
 野党の候補者一本化に関して、相手がやる気がない以上はできないとおっしゃったが、共産党に関しては立憲民主党と野党共闘したいという考えを示している。共産党と選挙協力を次期衆院選でしないという考えを見直すお考えはないか。

【代表】
 そこだけで一本化とは言わないということですね。

【時事通信・木田記者】
 見直さないということか。

【代表】
 そこだけで一本化とは言えないということです。

【時事通信・木田記者】
 見直す考えがあるかどうかを伺いたい。共産党との共闘を次期衆議院選挙でやらないということを表明されたが、そのこれまでの泉代表の考えを見直すお考えがあるのかどうかを伺いたい。

【代表】
 別に何も変わっていません。

【時事通信・木田記者】
 先ほど北海道新聞の質問でも出たが、賛同者が53人で、衆議院議員の過半数以上が集まったということだが、泉代表の日本維新の会や共産党との選挙協力を否定する路線が党内で支持を得られていないのではないかと思うが、この点はいかがか。

【代表】
 その推測は、まず受け止めたいと思います。

○国会最終盤の対応について(3)

【フリーランス・小山記者】
 国民民主党の玉木代表が、マイナンバー保険証法に関して、個人情報の利活用はぜひ推進されるべきとおっしゃっている。ちょっと国民には触れるかなという内容だったが。また、LGBT法案でも玉木さんの案が現実採用されているというふうに伺っている。維新はもちろんだが、維新とか国民民主党に水を向けたような政局の中で、必ずしも自民党に有利な解散のタイミングではないと思うが、その辺は代表は疑問に思わないか。どういった目的を持つ解散であるというふうに定義できるか。

【代表】
 ごめんなさい、解散を今しないという状況なので、何をもってという。

【フリーランス・小山記者】
 先ほどのお話では会期末までというのは確約しているが、その後はわからないとおっしゃっていた。

【代表】
 はい、わからないですね。

【フリーランス・小山記者】
 そもそも解散に向けた動きが出た理由というのを、何を目的にした解散だったのか。そして、維新と国民民主党がやたら持ち上げられるのはどうしてなのかというところで。

【代表】
 そこは推測の域を出ないですし、他党間の話ですので、こちらがどうこう言うことではないです。

【フリーランス・小山記者】
 露骨に改憲勢力であれば自民党議員でなくてもいいんだというような動きだとは思わないか。

【代表】
 それもそれぞれお考えはあるのだと思いますが、他党のことだと思います。

【フリーランス・小山記者】
 それから、今回の成果について伺いたい。先ほど修正が通って確実に協力していく案件というのを二つ伺ったが、ほかにあれば改めてこちらでお知らせいただきたいのと、今、国会での提出法案が、他党との共同提案が相次いでいるが、動く見込みがあるというか、これは動かせるのではないかというようなことがあれば、そちらもお願いしたい。

【代表】
 そこは国会の現場で日々いろいろな動きというのがあるので、一つ一つがどう動くかというのはちょっと国対のほうに聞いてもらうといいかなと思います。

○次期衆院総選挙に向けた取組について(4)

【フリーランス・小山記者】
 最後に、今、公募に関して、どれくらい応募が来ているのか。また、若く優秀な方々のリクルートをどんなふうにやっていくおつもりなのかお聞きしたい。

【代表】
 件数ということについて、私が言うことではないと思いますので、それは選対のほうにまた聞いていただくという話。
 そして、リクルートをどんな方法というのは、もうあらゆる形、つながりを通じて、いろいろなところから、地方からも、インターネットからも、さまざまな形で呼びかけて、私もSNSで時々発信していますが、そういう中から応募してくださる方がいるということです。

【フリーランス・堀田記者】
 今解散をすれば立憲の傷は浅いと、野党第1党を何とか保てるというような声があるということを言っている立憲民主党の現職の方が多い。この声は泉さんは聞いたことはあるか。

【代表】
 あります。

【フリーランス・堀田記者】
 どのように感じたか。

【代表】
 それはいろいろ、その人なりの考えというのはいっぱい聞いています。先ほどのいわゆる有志の皆さんの考えというのもあるでしょうし、その両方の考えを持っている方もいるでしょう、というふうに思っています。

【フリーランス・堀田記者】
 有志の方たちが一本化ということを言ったことについて伺いたい。千葉5区の補選では泉さんも一本化ということをお願いするというか、言っていましたよね。そのときに先に手を挙げたのは国民民主党推薦の岡野純子さんだったが、我が身を滅して岡野さんに一本化するということの気持ちはあったのか。

【代表】
 さまざまな選択肢というのはやはりあって、これは政党としてもちろん譲れないものというのは、それぞれの政党、両党あるわけですが、そういう中で、しかしながら、いろいろな前提条件をなくして対等に話し合いたいというふうには常々発信をしてきたつもりではあります。