岡田克也幹事長は6月27日、定例の記者会見を国会内で開きました。

 岡田幹事長は、自身が地元の駅頭で街宣などを行ってきたことを取り上げた上で、「衆院選は9月の可能性が高い。幹事長として全国を回り、懸命に頑張っている各総支部長らをしっかりと支援していくことが重要な役割だ」と述べ、総選挙へ向けての活動に力を入れる考えを示しました。

 マイナンバーカードについて、閉会中審査が来週行われる見通しである点の受け止めを聞かれた岡田幹事長は、「総点検と言うが、(今回の混乱の)基本的な責任は政府にある。それを自治体や政府の出先機関に押し付けている感じがする。急ぎすぎたことでいろいろな問題が出てきている」「保険証については、来年秋の廃止は急ぎすぎであり、そもそも(マイナ保険証にする)必要性が十分議論されていない。自公与党に加え維新、国民も賛成したことにしっかりと責任を感じてもらいたい」と述べ、閉会中審査でもしっかりと指摘し、システムを見直す時間を取るよう訴えていくと答えました。