大阪府高槻市で9月23日、尾辻かな子総支部長を中心に全国女性キャラバンの街頭演説会が開かれ、辻元清美参院議員、桜井周衆院議員が応援に駆けつけました。

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 尾辻総支部長は、「今の日本社会は男性が妻と子どもの分も稼ぎ、女性が家事・育児と補助的な仕事をして一つの世帯という前提に立っている。結婚をしない女性は男性の7割弱の賃金しか受け取れず、半数以上が非正規雇用のため暮らしていくのが大変な状況だ」と語りました。また、「旧民主党政権が非正規雇用の期間が5年を超えた労働者から要望があれば正規雇用にしなければならない内容の法律をつくったが、雇用期間が5年になる直前に雇止めにあう女性がたくさんいる、非正規雇用のためにボーナスも退職金も受け取れない女性もたくさんいる」と語り、「こういう状況になったのは国会で女性が少なかったから。男女平等の賃金にしなければならないという声が小さかったから。今こそ変えましょう」と訴えました。
 さらに「大阪10区の島本町はすでに男女同数の議会を実現している。高槻市は参議院全国区には辻元議員が、大阪府議会には野々上府議が、高槻市議会には遠矢市議がいる。衆議院に自分が入れば国から市まですべてで皆さんの声を政治に届けることができる。そんな日本の最先端の自治体になることができる」と語り、「大阪10区はジェンダー平等がいちばん進んでいる街だと言えるように一緒にがんばろう」と呼びかけました。

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 辻元議員は、立憲民主党が昨年の参院選で当選者は女性の方が多かったことと今年4月の統一自治体選挙でも60人の新人女性議員を当選させたことをあげて、「今後も女性が選挙にチャレンジしていけば女性議員の数を増やすことができる、そのために自分が隊長となって全国で女性キャラバンを展開している」と語りました。「世界各国が人口の半分を占める女性が仕事と子育てを両立して男性も子育てをするよう、女性が能力を十分発揮できるよう障害を取り除くことで経済成長につなげる国家戦略を進めている。しかし日本の岸田政権は女性の副大臣・政務官がゼロとまったくやる気がない。ならばジェンダー平等を進める立憲民主党に政治を任せてほしい」と党への支持を呼びかけました。

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 「男性も女性も自分の持てる力を発揮できれば、国会でも男女半々くらいになるはず、そうならないのは何かがおかしい、そのおかしい「何か」をちゃんと正していくのが重要だと述べ、さらに「女性の大臣も『女性』という属性でみるのではなく、ちゃんと一人ひとりをみるべき。尾辻かな子は尾辻かな子として人生を歩んできた。LGBTQ関係だけでなく介護などさまざまな経験を活かして、大きな役割を果たせる人だ」と、尾辻総支部長への期待を語りました

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 街頭演説会では遠矢家永子高槻市議が司会をつとめ、大阪府連幹事長の野村いくよ枚方市議、野々上愛大阪府議、西川あり八尾市議、井上弘美豊中市議、東田正樹島本町議が参加しました。街頭演説と同時に、生活の中でいちばん負担を感じることをたずねるシールアンケートも行われました。