泉健太代表は10月12日午後、国会内で旧統一教会の解散命令請求が決定したことを受け、記者団の取材に応じました。

 泉代表は、「時間がかかり過ぎた。被害は拡大し、遅すぎると言わざるを得ない決定だが、それでも、被害者の救済につながることを一つ前向きにとらえたい」と発言しました。

 また、「ただ、なぜ解散命令請求に至ったのか、どのようなことが明らかになったのかが説明されていない」と、政府に対してさらに情報を公開するよう求めました。

 さらに立憲民主党として、「国会冒頭に統一教会の財産保全の法案を提出し、被害者救済を急ぎたい。政権与党、他の野党とも協議をする」と述べ、法案成立を目指す考えを強調しました。

 記者団から自民党の対応について問われ、「細田衆院議長が象徴的だが、政権与党と旧統一教会の関係が続いている。一人一人の議員が関係性をはっきりさせるべき」「過去の経緯を語ることによって、アプローチの手法、関与の形、どのような選挙協力があったのか明らかにすべきだ」と述べました。