立憲民主党は11月9日、臨時の常任幹事会で任期満了に伴う2024年2月4日投開票の京都市長選において松井孝治さん(慶応義塾大学総合政策学部教授)を推薦することを決定しました。

 これに先立ち泉健太代表、岡田克也幹事長、大串博志選挙対策委員長は同日午前、松井さんと党本部で面談しました。

 「10年余りぶりに古巣の代表室に来られて感無量」と切り出した松井さんは、地元の経済人や学識者らでつくる「文化首都京都の市長候補を京都市民で考える会」から「京都市政改革をやってほしい」と話をもらったと、決意に至る経緯を説明。「政界引退後10年、大学でも教壇に立ってきた。若い人たちの政治への思いも受け止めて自分の郷里・京都に戻って京都の町の活性化をやりたい。京都の良さは守りつつ、京都がこれから発展していくためにはいろいろな意味で市政改革が大事だと思っている。背景を超えて市政の改革に力をいただきたい」などとあいさつしました。

 泉代表は「松井さんは、京都で生まれ育ち、京都の心を十二分過ぎるほどによく分かっている方。一方で京都市も京北地域が加わり、伏見や滋賀県沿いの左京の山のなかもある。広い京都全体を見ていただいて、さまざまな難局、課題が多い京都ですが、京都市民を幸せな方向へ導いていただきたい。われわれも応援していきたい」と応じました。   

 面談には京都府連代表の福山哲郎参院議員も同席しました。

20231109 臨時持ち回り常任幹事会提出資料.pdf