立憲民主党は11月30日、泉「次の内閣」第44回閣議を国会内で開催しました。

 冒頭のあいさつで泉健太代表は、自民党5派閥の政治資金をめぐる問題について、「総理の動き方は常套手段だ。問題が起きたら、これから派閥の会長を辞めます、パーティーもこれから自粛しますと言う。それで過去のことが免責されるわけではなく、これまでのことを説明して真実を明かすべきだ」と強く批判しました。また、かつて安倍派の事務総長であった松野博一官房長官に対しては、「政府の立場としてと官房長官は言うが、これだけ事実が明らかになっている以上、ご自身で説明の場を作るべきだ。政治活動で培ったことで裏金を作っているなら許されることではない」として、「おかしい政治、汚い政治を一掃していきたい」と決意を述べました。

1.報告事項

(1)今後(閉会中)の政策案件等の取扱について 《今後、閉会中にかけて政策案件が生じた場合の取り扱いについて、代表・政調会長に包括的に一任することを了承。ただし、臨時開催すべき重要な審査案件があれば臨時開催する可能性あり》

(2)手話言語法案について ※2022年2月17日法案登録済み 《来通常国会に提出を目指すことを報告》

2.審査事項

【政策審査】

(1)2024(令和6)年度税制改正についての提言(案) 《了承》

(2)立憲民主党のモビリティ政策(案) 《了承》

(3)「国民生活を守るため、物価高騰の中で社会保障の負担増を行わないことを求める要請」(案) 《了承》