泉健太代表は1月7日、JR本八幡駅北口で記者団の取材に応じ、政治資金パーティーをめぐる問題で自民党の池田佳隆衆院議員が逮捕されたことに言及しました。

 自民党の現職国会議員が逮捕されたことに関し、泉代表は「自民党の政治腐敗は由々しき事態。ここに至るまでに岸田総理は指導力を発揮せず、池田議員に対しても何もしてこなかった。本日、党を除名をしたというが全て後追い。まだ裏金疑惑のある議員が所属している。けじめを早急につけるべき」と述べました。

 自民党が設置する政治刷新本部については「反則を犯した議員を数多くピッチに立たせたままだ。本来であればペナルティを与えて、除名なり、引退勧告をしなければならない。そうした議員を残したままの政治刷新本部といっても真実味はない。政治資金パーティーや企業団体献金を見直し、金権体質をなくしていかなければならない。政治浄化をしなければならない。それができないなら政権担当能力はない」と指摘しました。

 さらに、能登半島地震対応のなかでの逮捕となった点について問われ、泉代表は「自衛隊や警察、消防は全力で取り組んでいるなかで自民党議員は何をやっているのか。立憲民主党は、災害復興には全面的に協力する。しかし、政治の悪をただすという点については、手を抜いてはいけない。われわれは政治を変えるために取り組まなければならない」と力を込めました。