4月に行われる衆院補欠選挙の公認候補予定者の亀井亜紀子元衆院議員、山田勝彦衆院議員は1月30日、国会内で開かれた常任幹事会で泉健太代表から公認証を授与されました。亀井元衆院議員は、細田博之・前衆院議長の死去に伴う衆院島根1区補欠選挙、山田衆院議員は自民党派閥の政治資金規正法違反事件での谷川弥一元衆院議員の辞職に伴う衆院長崎3区補欠選挙にそれぞれ挑みます。

 亀井元衆院議員は、「前回の選挙から2年少し経ったが、この間自民党の旧統一教会問題や、政治とカネなどいろいろな問題が出てきた。『今度こそ細田議長に勝ってやる』と思って活動してきたが、突然候補者が変わり、地元出身の元財務官僚と戦うことになった。保守王国なので、相手の方はまだ知名度はないが『自民党だから』と決まってしまう票がかなりある。何としてもここで勝ち上がって、保守王国、自民王国の島根から変えていきたい。島根1区を何とか取って、この先の立憲民主党の勢いにつないでいきたい」と決意を述べました。

 山田衆院議員は、「(自民党の)裏金議員の問題が発覚してから、年末年始、地元・長崎県の各地でさまざまな怒りの声を、皆さま以上に聞いてきた。『裏金議員を許さない』『今の金権政治を変えてほしい』。そういう県民の皆さまの怒りの声をぶつける選挙にしなければいけない」と強調。「大臣並みの金を集める力が、長崎県の課題を解決するために欲しかった」という谷川元議員の発言にも触れ、「こういったお金の力で動く金権政治ではなく、国民の皆さまの声で動く『まっとうな政治』へともう変えんば。その決意で長崎の借りは長崎で返す。今度こそ長崎からこの国の政治を変える戦い、山田勝彦、全力で戦っていく」と決意表明しました。