立憲民主党は1月30日、国会内で第93回常任幹事会を開催しました。冒頭であいさつに立った泉健太代表は、岸田総理の施政方針演説について「心ここにあらずで覇気もない。裏金以外の問題の原稿も薄い。この政権には任せられないという思いを強くした」と述べました。
 また、自民党政治刷新本部の中間取りまとめについては、「中途半端な案を出してきたと言わざるを得ない。派閥は維持され、連座制もはっきりしない。自民党に自浄作用がないことは明らかだ。明日からの代表質問で一丸となって追及していきたい。わが党の国会対策委員会としても、自民党には、まず実態解明を強く求めている。実態解明なくして良いプランはできない。どんな形で裏金を手にし、その裏金をどうしてきたのか、よく検証した上で、我々はあらたな政治の刷新に向かっていかなければならない」と決意を述べました。

2.報告・承認事項
<代表>
 泉代表は『次の内閣』の構成について報告し、承認されました。
20240123第93回常任幹事会資料 立憲民主党「泉『次の内閣』」 名簿.pdf

<幹事長>
 岡田克也幹事長は(1)「立憲民主党2024年度定期大会」次第(案)及び議案(2)「本気の政治改革実現に向けて」(政治とカネの問題に対する立憲民主党の考え方)――等について報告し、了承されました。

<政務調査会長>
 長妻昭政務調査会長は『次の内閣』閣議(第45回)審査事項等について報告しました。

<組織委員長>
 森本真治組織委員長は(1) 衆議院小選挙区総支部の設立(2)2023年度党員・協力党員の本部登録数――等について報告しました。
20240130第93回常任幹事会 組織委員会提出資料.pdf

3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
 大串博志選挙対策委員長は(1)第50回衆議院選挙に向けた候補者の公認内定(2)衆院長崎県第3区選出議員補欠選挙に向けた候補者の公認――について提示し、協議の結果議決しました。
 衆院宮城県第3区の公認候補に新人の柳沢剛さんが内定し、衆院長崎県第3区選出議員補欠選挙の公認候補には現職の山田勝彦議員が内定しました。
20240130第93回常任幹事会 選挙対策委員会提出資料.pdf