法務部門会議は、3月18日に長野県を訪問し、須坂市にある長野刑務所を視察しました。今回の視察は、牧山ひろえ部門長、道下大樹部門長代理、米山隆一事務局長、鈴木庸介、吉田はるみ、鎌田さゆり各衆院議員、石川大我参院議員が参加しました。

 視察団一行は、長野刑務所長から、長野刑務所の概要や同刑務所で起きた収容者の凍死事案に関連して収容者の健康状況、死亡したときの状況などについて説明を受けました。その後、所長らと意見交換をし、さらに、凍死事案が発生した居室や診療室等を見学しました。

 視察後、記者団の取材に応じた牧山ひろえ部門長は、「もし全国の刑務所で不備があった場合、国会議員として何ができるか考えなければいけない」「立憲民主党は命を守ることに一丸となって頑張る」と述べ、こうした凍死事案や生命の危機に晒される事態が今後発生しないように、刑務所での受刑者待遇改善に取り組む姿勢を強調しました。

 また、米山隆一事務局長は、死亡した収容者の健康状況に関して「一日900キロカロリーの栄養剤を与えられていたことや糖尿病にもかかわらず薬を処方されていなかったことが適切であったかについては、診療録などで確認させていただきたい」と述べ、刑務所の健康管理体制について、今後もただしていく姿勢を示しました。

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