立憲民主党は4月4日、泉「次の内閣」第55回閣議を国会内で開催しました。

　冒頭のあいさつで泉健太代表は、自民党の裏金問題に関する党紀委員会での処分決定に関して、85人のうち処分は39人だけであることや、（収支報告書への）不記載額が500万円未満の処分見送りについて、「基準が全く分からない。岸田派の元会計責任者が略式起訴されたのに岸田総理が全く処分の対象にならないことを自民党の裏金議員たちも怒っているが、もはや救いようのない状況だ」と断じました。また、「真相を語りそれに基づいて処分が行われるべきだが、自民党内での派閥つぶしに終始している。今回の処分の様相から、自民党がもうコントロールを失っており政権担当能力もないと分かる」と指摘し、立憲民主党こそが政権を担うにふさわしい勢力だと語気を強めました。 衆院補欠選挙では、元江東区議の酒井菜摘さんが東京15区の公認候補に決定したことを報告し、島根1区、長崎3区とあわせて3人の必勝を期して政治改革に弾みをつけ、来たるべき総選挙に備えていくと述べました。