立憲民主党は4月23日、国会内で第99回常任幹事会を開催しました。

 冒頭のあいさつに立った泉健太代表は、衆院の3つ(東京15区、島根1区、長崎3区)の補欠選挙について、「自民党に支配されたこれまでの世の中で、有権者の皆さまが表立っては声を上げられないが、地下水脈のように、裏金問題はおかしいのではないかという声を徐々に表明し始めている。まさにうねりが起こっているのではないか」と状況を分析しました。

 今後出てくると言われている自民党の政治改革案については、「不祥事は大きいが改革案は小さく出してくる可能性がある。それで免責されるわけでもなく、国民の期待に応えるものではない」と断じました。その上で、「私たちが求めている『本気の政治改革案』の中には、政策活動費廃止、企業団体献金の禁止、政治資金バーティの禁止も入っているが、こういう明快さが自民案にあるのか。自民党案では国民にとってはゼロ回答だ。やっているふりの政治改革は許されない」と述べました。

2.報告・承認事項
<幹事長>
 岡田克也幹事長は、「『本気の政治改革』実現に向けた法制上の措置」をこの後の幹事長会見で発表すると報告しました。

<政務調査会長>
 長妻昭政務調査会長は 『次の内閣』閣議(第5657回)審査事項等について報告しました。

<組織委員長>
 森本真治組織委員長は総支部長の異動について報告しました。
20240423_第99回常任幹事会_組織委員会報告.pdf

3.協議・議決事項
<選挙対策委員長>
 大串博志選挙対策委員長は(1)第50回衆議院選挙に向けた候補者の公認内定(2)首長選挙に向けた候補者の推薦(3)北九州市議会議員選挙に向けた公認――等について提議し、協議のうえで議決しました。衆院兵庫5区に新人の田村直也さんが公認内定しました。
20240423第99回常任幹事会 選挙対策委員会資料.pdf