立憲民主党は5月29日、国会内で第102回常任幹事会を臨時開催しました。
冒頭であいさつに立った泉健太代表は、静岡県知事選挙で立憲民主党推薦の鈴木康友候補が勝利したことに関して「与野党対決で大差で勝利したことは大きい。国民の意思が明らかになった。藤枝市議補欠選挙、東京都議目黒区補欠選挙でも立憲民主党の公認候補が勝利しており、期待が大変大きくなっている」と述べました。
蓮舫参議院議員が東京都知事選に出馬表明したことについては「停滞した都政をリセットして、都民の皆さんの期待に応える新たな都政を作っていくという大きな決断をした」と語りました。
政治資金規正法改正に関する自民党修正案に、公明党が賛成を決めた件については「ゼロ回答の自民党案に賛成するとは、今までの公明党の行動は何だったのか。同じ穴のムジナに戻っていくのか」と批判しました。その上で、「私たち野党は共通して、企業団体献金の禁止、連座制の強化、政策活動費の廃止の3点を訴えている。これらについて与党の側からしっかりした答えを出してもらわないといけない」と力を込めました。
2.報告・承認事項
<幹事長>
岡田克也幹事長は、梅谷守衆院議員に対する1カ月間の党員資格停止処分について、党倫理委員会から妥当との結論を得たことを報告し、承認されました。