立憲民主党は5月30日、泉「次の内閣」第62回閣議を国会内で開催しました。

 冒頭のあいさつで泉健太代表は、自民・公明の与党が政治改革案をまとめきれず、政治改革に関する特別委員会の開催も合意できない現状について「自民党の下でおカネをかける政治、他の追随を許さない金権政治が、異常に高度に発達した。意志のある、新しい価値観を持つ有為な人材が国会に参入できなければ政治が国民から遠ざかる」と改革に後ろ向きな自民党の姿勢を厳しく批判。その上で、「国民に開かれ、国民が参入できる政治をつくるのがわれわれの哲学。自民党の中途半端な改革案に、野党が示すべき姿勢が問われる。一致結束してがんばりたい」と決意を表明しました。

 また、泉代表が先週の定例会見で6月中旬から開講すると発表した「りっけん政治塾」について、出席したネクスト大臣らに対し協力を呼びかけました。

1. 報告事項

部門会議役員、政調三役について 《変更・追加を報告》

【立憲民主党政策】
電気・ガス補助金の終了を受けた立憲民主党のエネルギー負担軽減策 《了承》

【内閣提出法案(B分類)】
(1)漁業法及び特定水産舅植物等の国内流通の適正化等に関する法律の一部を改正する法律案 《一任》

【議員立法登録】
(1)能登半島地震の被災地での公費解体を迅速に進めるための特別措置に関する法律案 《登録了承》
(2)不払養育費立替払・取立制度の導入に関する法律案 《登録了承》
(3)人権委員会設置法案及び人権擁護委員法の一部を改正する法律案 《登録了承》
(4)日銀保有ETF活用法案(子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律案 《登録了承》
(5)子どもの貧困対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案 《登録了承》

2. 審査事項

【議員立法審査】
(1)手話言語法案 《賛成》

【議員立法登録・審査】
(1)政治資金規正法の一部を改正する法律案(自民党案)及び修正案 《一任》
(2)政治資金規正法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案(日本維新の会案) 《一任》
(3)公的新品種育成促進法案(農業用植物の優良な品種を確保するための公的新品種育成の促進等に関する法律案) 《賛成》

【委員会決議審査】
(1)介護障害福祉分野の人材の確保及び定着を促進するとともにサービス提供体制を整備するための介護障害福祉従事者の処遇改善に関する件(案)(衆議院厚生労働委員会決議) 《賛成》

3. その他(部門からの報告等)

【一任結果報告】
(1)地方自治法の一部を改正する法律案の衆議院通過にあたって
《自民・公明・維新提出の修正案に賛成、政府原案に反対(修正後の政府案に反対)》

【談話】
(1)地方自治法の一部を改正する法律案の衆議院通過にあたって