野田新体制になって初めての党政治改革推進本部（本部長：渡辺周衆院議員）総会が10月4日、国会内で開催され、新たな役員体制(下記PDF参照）を確認するとともに、今臨時国会に提出を予定している議員立法について、登録・審査を行いました。

　冒頭、「政権交代こそ、最大の政治改革。」とする野田代表から挨拶を受けました。野田佳彦代表は「（自民党は）裏金問題の説明もしない、処分も甘い、これからどうするかの法改正も大甘であり、裏金の問題はまだ解明をしなければいけない。この臨時国会を国民の信頼を取り戻すための国会にしなければならず、われわれの考え方を法案として提出することが一番迫力のある臨み方だ」と強調しました。

　渡辺周本部長は「政治とカネの問題を勝手に幕引きして選挙になるのは本当に残念だ」「法案が成就するように足跡を残したい」と挨拶で述べました。

　総会では、政治改革推進本部の役員体制を確認した後、事務局長の落合貴之衆院議員が、議員立法「改正政治資金規正法廃止法案・政治資金透明化法案」（正式法案名「政治資金規正法の一部を改正する法律を廃止する法律案」及び「政治資金規正法等の一部を改正する法律案」）及び「企業・団体献金禁止法案」（正式法案名「政治資金規正法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案」）の説明を行いました。

　議員間協議の上、政治の信頼回復に向け、政策活動費の廃止や企業・団体献金の禁止などを盛り込んだ法案を今臨時国会に提出することを確認し、他党との共同提出を含めその後の具体的な対応について渡辺本部長に一任しました。