野田佳彦代表は4月15日、党本部でジョセフ・マイケル・ヤング米国臨時代理大使と会談しました。会談には、重徳和彦政務調査会長(党日米通商問題対策本部本部長)、源馬謙太郎国際局長が同席しました。
会談後、野田代表は記者団に対し、「WTOや日米自動車協定が順守されていないのではないかという懸念を伝えた。同盟関係にある中で、このような懸念が生じること自体、極めて残念であり、その解消に努めていただきたいと申し入れた。これに対し、ヤング臨時代理大使からは、本国に伝えるとの返答をいただいた」と述べました。
また、与党が過半数を割る中で、野党第1党の代表が同盟国大使と会談する意義について問われた野田代表は、自身が総理大臣であった当時からの交流に触れ、「今後も建設的な意見交換が可能だ。引き続き、米国とは緊密に対話を重ねていきたい」と語りました。
このほか、会談では、自動車産業、金融政策、国内政治情勢など多岐にわたるテーマについても意見交換が行われました。
