野田佳彦代表は5月31日、熊本県熊本市内で開催された、かまたさとる熊本県参院選挙候補予定者の事務所開きに参加。その後、街頭演説会を行い、党勢拡大に向け政治活動を行いました。

 あいさつに立った野田代表は、昨年の総選挙で少数与党政権となったことで、民意が反映する政治に変わりつつあると述べました。なかでも「昨年の臨時国会で能登の復旧・復興のための予備費1000億円を積み増すことができ、政府提出の予算が28年ぶりに修正された。また、補正予算の修正は憲政史上初のこと」「高額療養費引き上げの見直しを迫ることもできた。その結果、参院で修正された予算案が衆院に戻されて成立したのも憲政史上初」だと説明しました。そして、「参院でも与党の過半数割れを目指せば政権交代に大きく近づくことができる。同じよう流れを作り出していきたい」と力を込めました。

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 熊本県議会議員7期の実績をもつ、かまたまさとる候補予定者は、ここ熊本県で何十年も自民党独占が続いている状況下では、「県議会でも生活者や働く人らの声をひたすら訴えてきたが、数の力でどうしようもないことが多くあった」と語りました。その上で国政に挑むにあたり、「国政の1議席を得るだけではなく、その後の県議会・地方議会が増えていくことにつながる闘いだと位置づけている」と強調。「熊本を変えるため、この保守岩盤の熊本に穴を開ける。県民生活の向上のために力を尽くす」と訴えました。

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