参院奈良県選挙区に立憲民主党から立候補したかわとやすし候補は7月11日、奈良県香芝市の近鉄五位堂駅前で街頭演説を行い、小川淳也幹事長と馬淵澄夫衆院議員が応援に立ちました。

■かわとやすし候補

 かわと候補は「七転び八起き、いや八転び九起きでも立ち上がる。そんな私だからこそ、暮らしの痛みが分かる政治ができる」と力強く訴えました。かわと候補は起業家としての経験のなかで日雇い派遣などの仕事もしてきたと明かし、「選挙に出る前も今も生活は楽ではない。同じように苦しむ人々の姿を身近に感じてきた」と語りました。
 現場で出会った同世代から「子どもが大学進学のためにダブルワークをしている」という声に触れ、「こうした現実にきちんと向き合える政治でなければならない」と訴えました。さらに、少子化の背景には、「将来への不安や生活の不安が、若い世代の結婚や子育てをためらわせている」と指摘。働く親としての視点から、「私は3人の子の父。子どもを育てる親たちの代表として、今の政治を変えたい」と力を込めました。
 最後に、「皆さんの思いを必ず実現するために、どうか国会へ送り出してほしい。即戦力として全力で働く」と支援を呼びかけました。

■小川淳也幹事長

 小川幹事長は自民党の裏金問題に言及。「堀井氏(奈良県選挙区の自民党公認候補)は、政治資金パーティーのキックバックで876万円を受け取りながら、説明を拒み続けている。こんな人物を自民党が公認し、公明党が推薦していること自体が、奈良県民に対する冒涜だ」と厳しく批判した。
 その上で、かわと候補については、「誠実で現場感覚を持ち、真っ直ぐな人柄。こういう候補こそ、今の国会に最も必要だ」と評価し、「正直で、まっとうな政治をともにつくろう」と力強く訴えました。

■馬淵澄夫衆院議員

 馬淵議員は、「参議院選挙は政権の信任選挙、いわゆる中間選挙と言われてきたが、今回は違う。政権選択選挙だ」と述べ、「今の政権にこのまま任せておくわけにはいかない。私たちに力を貸してほしい」と力強く呼びかけました。

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