立憲民主党外交・安全保障・主権調査会(会長=篠原豪衆院議員)は11日、泉健太政調会長とともに、航空自衛隊横田基地、府中基地を訪問しました。
横田基地では内倉浩昭・航空総隊司令にごあいさついただき、荒木俊一・横田基地司令より、基地の概要説明を受けたほか、警戒監視活動、対領空侵犯措置、コロナ水際対策に関連する活動、災害派遣など最近の空自の活動、基地におけるコロナ予防対策等について報告を受けました。 質疑応答では、参加議員から航空総隊司令部が米軍が所在する横田基地に移転したことの効果について質問し、日米で共同する機会が増え、信頼関係が高まったなど、現場の声を聴くことができました。
篠原調査会長は、自衛隊の平素からの活動について敬意を表し、立憲民主党が安全保障について現実的な政策を進め、必要な支援は与野党を超えて惜しみなく行っていく考えを伝えました。
午後は、府中基地を訪問し、猿渡辰也・府中基地司令から概要説明を受けた後、新しく編成された宇宙作戦隊を訪問しました。阿武俊英・宇宙作戦隊長から任務の内容について説明を受け、シミュレーション訓練を視察しました。
また、JAXAや研究機関、民間等とのコラボレーション、今後の展開などについて質疑応答をおこないました。参加議員は、宇宙監視の重要性は高く認識していること、技術向上や今後の活動に期待していることを伝え、隊員を激励しました。
その後、航空気象群中枢気象隊を視察し、山崎隊長から自衛隊内での気象予報の体制などの説明を受けました。また、人材養成、特技育成の過程などについて質疑応答をおこない、航空自衛隊特有の気象予報のニーズについて理解を深めることができました。
視察にはほかに、渡辺周、末松義規、阿久津幸彦、本多平直、重徳和彦、亀井亜紀子、屋良朝博各衆院議員、小西洋之、石橋通宏各参院議員が参加しました。