市民団体主催の「デジタル庁設置6法案」をテーマとする院内集会が24日に開催され、立憲民主党から阿部知子衆院議員があいさつに立ちました。
阿部議員は、大臣や官僚と利害関係者との相次ぐ接待疑惑が発覚し、政府に対する国民の信頼が著しく低下している状況下で、今回の法案は行政における情報・記録の信頼性が疑問視されていること、安部政権下での記録の隠ぺい、改ざん、廃棄等が本質的な一番の問題であることを強く指摘しました。
そして「デジタル社会とは情報について政府と国民との間で信頼性を共有していることが大前提」と述べたうえで、今回の法案は「個人情報を保護するのではなく使いやすく国家管理する法案であることを国民に伝わるように審議をしていきたい」と締めくくりました。