平野博文代表代行は27日、第2回群馬県総支部連合会定期大会へ出席しあいさつするとともに、記念講演を行いました(写真上は、記念講演で党員らに訴える平野代表代行)。

 平野代表代行は来賓あいさつのなかで、COVID-19への対応に関し政府がGoToキャンペーン事業の継続を優先するあまり、医療機関の方々が疲弊し、各地でクラスターが発生するに至っていると述べました。その上で、「あまりにも今の自民党政権は傲慢(ごうまん)だ。今年の選挙は国民の命を守るために必ず勝たなければならない。(そして現場を担う)自治体議員が活躍できる場を増やしていかなくてはならない」と決意を表明しました。

 記念講演では、日本が世界に先駆けて急速な人口減少に入る一方で、国債を毎年50兆円発行する、いわゆる国の借金を多く抱えている状況に、「政治の力で何とかしなければならない」と力を込めました。そして、(1)戸別所得補償制度を通じて一次産業を守っていくこと(2)自治体議員とともに地域主権の社会を作っていくこと(3)まだまだ不十分な介護保険制度の仕組みを確立し親の介護を社会が担えるようにすること(4)自治体議会における女性の比率を大幅に上げるなど女性の社会進出、政治進出に積極的に取り組むこと――を通じて「皆様の思いを実現する」と訴えました。

 最後に、「政治を変えていくためには、政権を取らなくてはだめだ。今年の衆院選では、(現職・総支部長がいる)2区、3区、4区の小選挙区で勝利し、大きく飛躍して欲しい」と呼びかけて、締めくくりました。

 定期大会には佐藤英夫連合群馬会長と内林房吉部落解放同盟群馬県連合会委員長も参加し、あいさつしました。

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