2022年参院選に群馬県選挙区から立候補し、今も群馬県前橋市、沼田市、利根郡で活動している白井けいこ(しらい・けいこ)群馬1区総支部長。看護師として奮闘した日々、大切にしていること、どのような政治を実現したいか等を寄稿してもらいました。
■過酷勤務の看護師の職場環境改善のため組合活動に奮闘
私は1984年に看護師として働き始めました。病院の看護師には、夜勤もある、ストレスが高い、そんな過酷な勤務でも看護師が働き続けられる職場環境へ整えようと労働組合活動を行い、奮闘しました。
その他、2年に1回の診療報酬の改定で、働き方ががらりと変わってしまうことも経験しました。病院に限らず、生き生きと働くためには現場の声を国にしっかり届けなければならないと感じました。
また、コロナ禍で、女性やシングルペアレント(一人親家庭)の貧困の課題、LGBTQや差別・人権の課題などを考える機会が多くなったところに、2022年の参院議員選挙立候補のチャンスをいただき、本格的に政治家をめざすこととなりました。
■政治で皆さまの不安を取り除く
参院議員選挙でたくさんのことを学びました。
地域の皆さまの声を聴くと、国の政策は、子育て対策と少子化対策が混在しており、効果が少ないと感じていること、通院での負担分がとても生活を圧迫していることなど、子どもの未来、自分の老後に不安を持っていることを改めて強く感じました。
政治は、そのような不安を取り除くことだと考えます。住民の不安の根本原因の1つは、「人権を蔑ろにされている」ことだと思います。
私は、常に人権を大事にしているかを念頭に政策や制度を検証し、安心して暮らせる環境を作っていきたいです。
■普通の感覚を大事にする
「私は、ただの、一般人。偉くもなければ、特別でもない」ことを大事にしています。
でも、正義を貫きたい。間違ったことをしたくない。弱い立場の人を守りたい。自分が良い思いをしたなら、同じだけ他の人にも素敵な思いをしてほしい。普通の感覚を大事にしたい。そんな風に思っています。
■特別ではない私ができること
特別ではない私が、政治活動をできることに、まずは感謝申し上げたいです。しかし特別ではないから、できることがあると思っています。
私には働きながら子育てをしてきた経験、親の看護・介護の経験があります。「あの時こういう制度があったら良かったのに」という思いを、現役世代の方や今まさに育児・介護をしている方との意見交換などから、具現化していきたいと考えています。
まずは、明るい将来を感じられる政治へ。
そのためには、住民の皆さんが、政治はクリーンで分かりやすいこと、政治が自分たちに寄り添っていると実感できることが必要です。
ぜひ、スタートラインに立って、たくさんの人の思いを実現したいと思います。