枝野幸男代表は17日、通常国会閉会にあたり連合本部を訪ね、中央執行役員会であいさつしました。
 会議終了後、枝野代表は記者団の取材に応じ、「中央執行役員会では国会のご報告をさせていただき、総選挙に向けての協力のお願いをさせていただきました」と述べました。また、4月9日の連合、国民民主党、立憲民主党3者のトップ、ナンバー2による6者会談の確認事項である(1)小選挙区での候補一本化に向けた選挙協力(2)雇用のセーフティネットの作成(3)政策協定の締結――の3点のとりまとめ作業を加速させたいと発言したことを明かしました。

 また、新たな政権の枠組みについて連合に説明したのかと質問されると、「全体像についてはもう少し選挙が近づかないと示せないかと思いますが、特に連合の皆さんの中で関心の高い共産党との関係については、『理念に違っている部分があるので連立政権は考えていない。その中で共通する政策もありますので、そうしたことについてのパーシャルな連携や候補者一本化について努力したい』と申し上げました」と答えました。