福山哲郎幹事長は29日、国会内で定例記者会見を開きました。25日から3種類の党ウエブCM動画を展開していると発表しました。動画作成では、党に設置している「新型コロナウイルス感染症に関する相談窓口」に寄せられた当事者の生の声をもとにしていること、流れている音楽は動画用に書き下ろされた作品であることを報告しました。

【動画1】「国民の暮らしを最優先に。」変えよう、この夏で。
ツイッター: https://twitter.com/CDP2017/status/1409489367140208641
YouTube: https://youtu.be/UMURQ6CGZlU

【動画2】「自粛と補償をセットに。」変えよう、この夏で。
ツイッター: https://twitter.com/CDP2017/status/1409490162870996994
YouTube: https://youtu.be/Wyr8DpJ4NVY

【動画3】「選択的夫婦別姓・同性婚の実現。」変えよう、この夏で。
ツイッター: https://twitter.com/CDP2017/status/1409490636328210432
YouTube: https://youtu.be/72FYT6WRMWo

 そのほか、常任幹事会報告及び次の3点についてコメントしました。
 (1)経産省のキャリア官僚2人が家賃支援給付金制度を悪用し詐欺容疑で逮捕された事案について「言語道断であり、経産省に猛省を促したい」と述べました。
 (2)日本学術会議への任命拒否を受けた6人が拒否理由の公開を求め、情報開示請求をした件で、政府が不開示を決めたことについて、「事実を隠ぺいする態度に全く反省がなく遺憾だ」と語気を強めました。
 (3)ワクチンの職域接種に関して、政府が受け付けた職域での接種申請の承認が進んでいないこと、また中断している申請を再開しない方針を明らかにしたことについて、「申請を受け付けたところだけでも何時から対応できるかを早急に決定をしてもらいたい」と求めました。

 記者団から東京都の感染状況や厚生労働大臣が緊急事態宣言の再発令の可能性に言及したことについて所見を求められました。福山幹事長は、東京都の感染状況について「極めて大きな危機感を持っている。リバウンドの可能性が非常に高いのではないか」と懸念を示しました。厚労大臣の発言に関しては「政府の危機感の表れ」とコメントしました。必要な対策については「夜間の人流を少なくし、人と人との接触をなるべく減らすことが必要」などと述べました。