枝野幸男代表は15日午後、日本労働組合総連合会との第49回衆議院選挙に向けた政策協定の締結式に出席し、神津里季生会長とともに政策協定を取り交わしました。締結式は東京・千代田区で開催された連合の第22回中央執行委員会にておこなわれました。
政策協定締結後、あいさつをした枝野代表は、「自公政権を倒して働くことを軸とする安心社会をつくる。その強い思いで3カ月の間に必ずある総選挙にのぞむ」などと決意を述べました。
枝野代表は中央執行委員会出席後、記者団の取材に応じ、政策協定の締結を報告した上で、「総選挙に向けて、連合本部と党本部の間でこうした協定を結ばせていただいたことで、地方連合会で推薦いただいている仲間に対する推薦について、連合本部としても正式に推薦を決めていただけるというふうに承知している」と述べました。
続いて「いよいよ総選挙に向けて具体的に最終段階の準備を進めていくことになる」と述べ、「足元で政府の金融機関への圧力問題をはじめとして、オリンピックのいわゆる『バブル』がはじけていること等についてしっかり国会対応、政策活動を進めながら、政権そのものの体質、そして危機管理に対応できない構造そのものを変えなければいけないということで、総選挙に向けた最終段階のギアを1段上げたい」と意気込みを示しました。