枝野幸男代表は18日、新潟県加茂市を訪れ、菊田まきこ衆院議員(新潟4区)とともに果樹農家の皆さんと懇談しました。

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 農家の皆さんからは、所得が補償されず厳しい状況が続いている、地域の人口が減っている、所得が安定しないと若い人が農業に従事しない等の課題が上がりました。枝野代表は、民主党政権で実施した農業者戸別所得補償制度を再開し、さらに農家の年代や規模などに応じて拡充する考えを示しました。

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 洋ナシを栽培する農家からは、栽培量の少ない品種だとメーカーが農薬の開発をしないので困っていると話すと、枝野代表は地方大学がそうした研究開発をできるように支援していくべきだと応じました。

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洋梨ルレクチェについて説明を聞く菊田議員、枝野代表
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懇談会に参加された皆さんと枝野代表、菊田議員
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 懇談会に先立ち、枝野代表は三条市で街頭演説をおこないました。長引く新型コロナの感染について「いろんなところで明日の暮らしの不安が広がっている。ちゃんとした感染対策をやってこなかった、本当にこの1年半以上、これを放置してきた皆さん4人で総裁選挙をやっている」と批判しました。このうちの誰が新総裁になっても、しっかりとしたコロナ対策ができるのか疑問を呈し、「政治をかえましょう」と訴えました。

 立憲民主党はずっと自粛と補償をセットでと主張してきたが、政府与党はそれをしてこなかったとし、事業者が我慢を強いられて潰れてしまったら何の意味もないと語気を強めました。「私たちは常にコロナ対策をどんどん提案してきている。常に後手にまわってきた人たちが今さら何を言っても信用できない。ぜひ1日も早く、当たり前の日常に近づける、そんな政治をつくろうではありませんか、皆さん」と訴えました。

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左から枝野代表、菊田まきこ衆院議員、森ゆうこ、打越さく良両参院議員