立憲民主党は25日、第41回常任幹事会を国会内で開催しました。
泉健太代表は冒頭、通常国会が始まり、全国各地から地域の皆さまの声を聞き、国会へと次々につなげる取り組みが行われていると述べました。衆参両院の代表質問が終わり衆院予算委員会も始まるなか、新型コロナウイルス対策、経済政策、新しい資本主義等において、具体策とスピード感のない岸田総理の姿勢が浮き彫りになっていると指摘。「さまざまな問題が明らかになっており、曖昧そして朝令暮改を繰り返していることは非常に問題です。立憲民主党のさまざまな政策を予算委員会でどんどんぶつけていきたいと思います」と述べ、力の結集を呼びかけました。国会の中で、党の主張、また立憲民主党の政権監視力を存分に発揮していきたいと語りました。
22・23日に自治体議員ネットワーク、女性議員ネットワークそれぞれの総会がオンラインで開かれたことにも言及し、全国の自治体議員との連携を一段と進め、「ともに頑張っていきたい」と表明しました。
なお、西村智奈美幹事長に代わり、逢坂誠二代表代行が報告・承認事項を取り上げました。
【報告・承認事項】
<代表代行>
(1)党大会提出文書の起草について (要請)(2)2022年度予算要望案の提出について (要請)(3)政治改革推進本部の構成(添付PDF)について(4)党役職体制一覧について(5)党本部事務局一覧について――等について報告があり、承認されました。
<国会対策委員長>
衆院予算委員会で基本的質疑が始まるなか、泉代表が質問準備をするなか、総務省の予算案関連文書(各目明細書)に誤りを発見し、13カ所に記載の誤りがあることが判明したことを報告し、予算書の正当性が疑われる事態であり集中審議を求めているとの報告がありました。
<政務調査会長>
「離婚世帯子ども給付金支給法案(通称)」(第34回政調審議会)「豪雪地帯対策特別措置法改正案」「中小事業者等に対する緊急の支援に関する法律案」(第35回政調審議会)の審議結果、国家安全保障戦略WT、インド太平洋地域に対する積極外交WT、人権外交・国際貢献力の強化WT、日米地位協定改定WT、経済安全保障WTの設置について報告がありました。
<選挙対策委員長>
〇地方自治体議員選挙・首長選挙の結果および候補者の公認推薦について報告があり、承認されました。
【公認】
▽三重県津市議会議員選挙 (1/23投開票)定数34/立候補者数43
桂 三発 (当選 /公認・4期)
岩脇 圭― (当選/公認・4期)
柏木 はるみ (当選/公認・2期)
▽宮崎県都城市議会議員選挙 (1/23投開票)定数29/立候補者数32
筒井 紀夫 (当選/公認・4期)
羽田野 徳寿 (当選/公認・1期)
【推薦】
▽三重県津市議会議員選挙 (1/23投開票)定数34/立候補者数43
伊藤 哲也 (当選/推薦・1期)
2 首長選挙の結果について
【推薦】
▽沖縄県名護市長選挙 (1/23投開票)
岸本 洋平 (落選)
▽沖縄県南城市長選挙 (1/23投開票)
瑞鹿覧 長敏 (落選)
3 地方自治体議員選挙における候補者の公認推薦について
【公認】
▽静岡県藤枝市議会議員選挙 (4/17日投開票)定数22
鈴木 岳幸(現職2期)
川島 美希子 (現職 1期)
▽兵庫県たつの市翻会議員選挙 (4月 24日投開票)定数20
酒井 孝典 (新 人)
▽兵庫県佐用町議会議員選挙 (4月 24日 投開票)定数14
廣利 ―志(現職2期)
▽愛媛県松山市議会議員選挙 (4月 24日 投開票)定数43
矢野 尚良(現職1期)
【推薦】
▽福井県坂井市議会議員選挙 (4月 17日 投開票)定数24
伊藤 宏実 (新 人)
▽大阪府河内長野市議会議員選挙 (4月 24日 投開票)定数18
堀川 和彦 (現職3期)
▽愛媛県松山市議会議員選挙 (4月 24日投開票)定数43
池田 美恵 (現職2期)
▽佐賀県小城市議会議員選挙 (2月 13日 投開票)定数20
平石 正信 (新 人)
▽佐賀県みやき町議会議員選挙 (2月 20日 投開票)定数16
牟田 秀文 (現職6期)
吉村 哲雄 (新 人)
4 首長選挙における候補者の推薦について
▽東京都町田市長選挙 (2月 20日 投開票)
清原 理 (新 人)
▽福岡県行橘市長選挙 (2月 27日 投開票)
田中 純 (現織2期)
【協議・議決事項】
第26回参院議員選挙候補者の公認・推薦について提案があり、承認されました。
公認について
【現職】
北海道選挙区 徳永 エリ (現職2期・60歳 /参議院議員)
岩手県選挙区 木戸口 英司 (現織1期・ 58歳 /参議院議員)
東京都選挙区 蓮舫 (現職3期・54歳 /参議院議員)
山梨県選挙区 宮沢 由佳 (現織1期・59歳 /参議院議員)
推薦について
【新人】
愛媛県選挙区 高見 知佳 (新 人・ 59歳 /タレント)
第50回衆議院議員選挙における小選挙区総支部長の選任について提案があり、承認されました。
北海道6区 西川将人 (新人・53歳)
青森1区 升田 世喜男 (元職1期・64歳)
東京 14区 木村剛司(元職1期・50歳)
愛知 5区 西川厚志(新人・52歳)
島根 1区 亀井 亜紀子(元職1期・56歳)
愛媛 1区 友近 聡朗(新人・46歳)
<組織委員長>
22・23日に自治体議員ネットワーク、女性議員ネットワークそれぞれの総会をオンラインで開催しました。
<ジェンダー平等推進本部長代行>
副本部長に金子恵美議員が就任し、役員構成が変わりました(添付PDF)。選挙対策副委員長として女性候補の擁立に一層力を尽くしてもらうための配置です。都道府県連ごとにジェンダー平等推進本部担当を2人置いてもらうよう要請しています。