立憲民主党は8日、「オンライン青空対話集会」を開催しました。小川淳也政務会長が昨年より実施してきましたが、コロナ禍を受け、先週1日に引き続き、オンラインで実施しました。

 ZOOMでのオンライン対話には、約130人の方が参加くださり、Youtubeにも多くのコメントが寄せられました。

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 小川政調会長は冒頭、昨日の予算委質疑を振り返り、「ワクチン3回目接種が遅れことは事実。岸田政権ができてから2カ月、(昨年)9~10月での対策が遅れたことが今の感染爆発につながっている」と指摘。「もし2カ月早くスタートを切っていれば、1月末までには高齢者への接種は終えていた」として、「政治の油断、緩み」だと岸田政権を批判しました。一方で、十分な質疑ができなかったことを反省していると述べたところ、「落ち込まないでいい」とのコメントも寄せられました。

 大学生、音響関係の仕事をされている方、会社員の方などから質問があり、「投票率を上げるべき」、「今後の野党共闘が心配」、「コロナ禍でも大変だが、コロナ後の生活も不安」といった声が寄せられました。

 小川政調会長は、投票率の低さについては、北欧諸国を例にあげ、「学校教育や家庭で、社会の当事者として有権者を育てていくことが大切で、大人社会がサポートしていくことが一番大事」と述べました。

 「野党共闘」については、「私は野党の野党慣れを恐れてまして、万年野党では国民にとって有害だし、また万年与党も国民にとって有害だと思います。自民党と闘っている人たちとは、対話のチャンネルを閉ざす必要はない」と述べました。

 また、将来不安をなくすためには、「ベーシックサービス」を拡充することにより、「人生の暮らしのコストがかからない社会」が必要だとして、「昭和の右肩上がりの社会」から、「お互いに支えあう結果として、『弱者』を生まない社会」に転換していくことと強調しました。

 最後に、オンライン集会で発言できなかった皆さんに対し、「参院選政策の公募を行っているので、ホームページからご応募ください」と呼びかけました。オンラインでの「青空対話集会」は、今後も当面の間、毎週火曜日に開催する予定です。