泉健太代表は3月13日、京都市内で京都府総支部連合会(京都府連)の「2022年定期大会・りっけん対話集会」に出席しました。

 冒頭、府連会長の福山哲郎(ふくやま・てつろう)参院議員は、ウクライナ情勢に触れ、政権与党にあって、外交安全保障を担う外務副大臣と官房副長官を務めた当時を振り返り、「政治は誰がやっても同じではない、やる人間によって必ず変わる。それはこの戦争の状況をみても明らか」だと語り、為政者を厳しい目で選ぶことの重要性に言及しました。そして選ぶ権利を有するのは有権者だとも指摘。「経験を含めて責任を果たせるのは立憲民主党だと、京都でも声を上げていきたい」と立憲民主党への支援を訴えました。

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 泉代表はあいさつで、2017年の旧立憲民主党の結党を第1幕、新立憲民主党結党を第2幕、新しく代表となり第3幕が始まったと語り、「これまでの立憲民主党の良さをしっかりと生かしながら、さらに私たちは理想を高く掲げつつ、一歩一歩政策を現実路線・現実主義で前に進めていく、そういう段階」だと述べました。そして生活者・現場に寄り添う政党として、昨年の臨時国会では、18歳以下への10万円給付でクーポン券のみだった給付方法を変えることができたと述べ、これからも寄り添う政党として進んで行くと訴えました。

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 大会では、京都府知事選挙で推薦する現職の西脇隆俊府知事、府議会議員北区選挙区補欠選挙で公認の松井ようこさん、与謝野町議会選挙で推薦する現職の杉上忠義町議、井手町議会選挙で公認する現職の木村武壽町議(いずれも4月10日投票)にそれぞれ公認状、推薦状を交付(木村町議は欠席のため代理が受け取り)、また対ロシア非難決議を採択しました。来賓として、西脇隆俊京都府知事、門川大作京都市長、連合京都の廣岡和晃会長、国民民主党京都府連幹事長の酒井常雄府議があいさつを行いました。

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西脇隆俊府知事(右)
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松井ようこさん(右)
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杉上忠義町議(右)

 対話集会では、ランチ外交、参院選での選挙区調整、自民党京都府連のマネーロンダリング買収疑惑、若者への分かりやすい訴え、ウクライナ支援、支持率の低迷、クオータ制推進――等についての意見・質問がありました。

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対話集会で司会を務める山井和則衆院議員

 泉代表は、韓国大使とランチ外交のほか、ウクライナ情勢については外務大臣よりも自身の方が大使と多くの面談の機会をもち、実際に要望を受けてベラルーシ大使館に申し入れを行ったこと、またウクライナ支援募金を早急に実施したことなどを挙げ、「平和のためにわれわれも出来ることはどんどんやる」と語りました。

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対話集会で語る福山参院議員(右)
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対話集会で語る泉代表(左)