立憲民主党は4月15日、横浜市内で「青空対話集会」を開催。小川淳也政務調査会長、今夏の参院選挙に神奈川県選挙区で立候補予定の寺崎雄介(てらさき・ゆうすけ)さん、牧山ひろえ参院議員をはじめ、多くの地元自治体議員が参加しました。
小川政調会長は冒頭、目下の課題としてウクライナ情勢と燃油高騰・物価高騰に言及。ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻については、即時武力行使の停止、一刻も早い停戦に向けて交渉に参加すべきだと主張。こうした暴挙を止められなかった背景には長期政権と野党の弱体化、報道の自由の制約があると指摘し、日本でも同様の事態になっているのではないかとして、健全な民主主義を守り、育てていかなければいけないと述べました。
寺崎さんは、対話集会の質問の中で、「県議会議員として地域からの相談をたくさん受けてきた。例えば、介護メニューひとつを作成するにも、国が良かれと思って作った法律が、逆に地域で足かせになっている。こういった事例を一つひとつ総理、大臣にぶつけ、一人ひとりの問題を解決していきたい。地域で困っている人をたくさん見てきた事例を一つひとつ、市民生活から出た問題をぶつけて風穴を開けていきたい」と参議院選に挑む決意を述べました。
聴衆からは、物価上昇や野党の選挙協力についての質問、立憲民主党への激励の声などが寄せられました。物価上昇でファースフードのメニューも値上がりするなど、価高が家庭を直撃しているとして、「この原因は何か」との質問が上がり、小川政調会長は、物価上昇は円安と物価高からきていると発言。「借金を積み増したことで金融政策も財政政策もとれる選択肢が狭まっている。1%金利が上がると利払いが10兆円になる。この行き詰まった日本の構造を変え、次世代にどう引き継ぐか」などと訴えました。
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