立憲民主党は4月28日夕刻、東京・有楽町駅前で「青空対話集会」を開催。泉健太代表が参加し、党の最重点政策である「生活安全保障3本柱」を訴え、集会に参加された皆さんと「対話」を行いました。

 冒頭、泉代表は「経済、そして安全保障、私たちのスタンスを明確に、皆さまにお伝えをしていく」と述べ、「生活者目線、国民生活に照らして政策を考えていく、これが立憲民主党の基本的なスタンスだ」として、「生活安全保障」というキャッチコピーに込めた意義を強調しました。

 その上で泉代表はウクライナ情勢に触れ、「決して軍事作戦の成功か失敗かで語られてはいけない」として、「生活者がどんな被害を受けているのか」という視点から、「これからの安全保障政策を語っていく必要がある」と述べました。

 また、「最近の物価高、エネルギー価格の高騰は、皆さんの生活に影響を与えている」として、「皆さんの、生活の、安全を保障する政策」を、これからも立憲民主党は展開していくと訴えました。

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 「青空対話集会」に参加した介護福祉士の方からは、介護現場の悲痛な声が寄せられました。泉代表は、自身が国会議員になる前にデイサービスのスタッフをしていたことに触れつつ、立憲民主党は「介護・障害福祉従事者処遇改善法案」を提出しており、全力で処遇改善を訴えていきたいと応じました。

 今春、大学を卒業した若者からは、「学費が高すぎる」との声が寄せられました。泉代表は、「生活格差が教育格差になる」ことがないよう立憲民主党は、「教育の無償化」を目指すと応じました。

 また買い物をしていた男性からは、「玉ねぎが68円から98円になったり、別のスーパーでは120円くらいになり、ガソリンも高いが政府は何もしていない」との声が寄せられました。泉代表も日々の生活から、「値上がりを実感している」と応じ、岸田政権が26日に発表した経済対策では、立憲民主党の緊急経済対策に比べ「規模がまったく足りない」と強調しました。

 「青空対話集会で発言するのは難しい」という皆さんに対し泉代表は、「スマホを見ながらでもかまいませんので、ご意見をお寄せください」と呼びかけ、「立憲民主党はやっぱり、皆さまと対話をする政党でありたい」と述べ、今後も「青空対話集会」を続けていく決意を表明しました。

(全編は、YouTubeでご覧ください)
https://youtu.be/EQep1s0R-ec