泉健太代表は5月3日、愛知県名古屋市と豊田市を訪問。斉藤嘉隆(さいとう・よしたか)参院議員をはじめ、党愛知県連合所属の国会議員・自治体議員らが憲法記念日に開催した街頭演説に参加しました。

名古屋駅・桜通口で「教育格差をなくす」と訴え

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 3日午前、名古屋駅・桜通口での街頭演説で泉代表は、かつて教員を務めてきた斉藤参院議員について、「教育の専門家として子どもたちを育んできた一人として、斉藤よしたかさんを先頭に、次の時代も平和で豊かな国をつくっていく」と述べ、「その先頭に立憲民主党は立ちたい」と訴えました。

 斉藤参院議員は、ウクライナ情勢を踏まえつつ「日本国憲法前文にあるように、私たちは世界中の皆さんの平和的生存権を認める、このことを世界に約束をしている」と述べるとともに、「子どもたちの未来をあたためるために教育格差をなくしていく」と訴えました。

豊田市で「2050カーボンニュートラル」を訴え

 3日午後、豊田市駅・東口において行われた街頭演説で泉代表は、信頼を寄せる斉藤よしたかさんであっても、どんな人物が総理大臣になったとしても、「勝手なことをさせないように縛りをかけるのが立憲主義だ」と訴えました。

 斉藤参院議員は、「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」取り組みを進める中で、「日本の屋台骨である自動車産業を守り、雇用を守っていく」と訴え、自動車産業を基軸に、日本全体の脱炭素化を推進していくことを強調しました。

名古屋駅・太閤口で「生活安全保障」を訴え

 引き続き3日午後、名古屋駅・太閤口において街頭演説を開催。泉代表は、「憲法についても、防衛についても、時代の変化にともなって、議論するべきことは議論をする。その時の議論というのは、あくまで皆さんの『生活』にどういう影響が生じるかという目線で、平和的に抑制的に、防衛と安全保障、憲法を考えていきたい」と述べ、「生活安全保障3本柱」を訴えました。

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(写真左から、近藤昭一衆院議員、重徳和彦衆院議員、牧義夫衆院議員)

 街頭演説後、記者団からのぶら下がり会見で、憲法9条への自衛隊明記や緊急事態条項新設を盛り込んだ「自民党の改憲4項目」について問われた泉代表は、「国民の権利、立憲主義からは逆行すると思っており、4項目については賛同しかねる」と述べ、「教育の無償化も、憲法を変えなくても進められることで、むしろ憲法改正に議論をすり替えるべきではない」と語りました。

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