西村智奈美幹事長記者会見

2022年6月7日(火)16時00分~16時42分
発行/立憲民主党役員室

★会見の模様を以下のURLで配信しています。
https://youtu.be/qNeHiqRw3B4


■冒頭発言

■質疑


■冒頭発言

○第51回常任幹事会を開催

【幹事長】
 本日、常任幹事会を開催いたしました。簡単にそちらの報告をさせていただきます。
 まず、私のほうから、倫理委員の追加選任、ハラスメント対策委員会の構成設置、拉致問題対策本部の役員の追加等を報告いたしました。
 代表代行、逢坂広報本部長からは、これまで作成してきた(広報)器材について紹介等がありました。
 国会対策委員長からは、ちょっと常任幹事会をやっている時間帯には間に合わず、国会院内のほうでぶら下がり等の対応をされていたということで、報告はきょうはございませんでした。
 政務調査会長からは、2週間分の審査の状況について報告がございました。  選対委員長からは、自治体議員選挙の結果、自治体議員選挙の公認・推薦について報告がありました。
 組織委員長からは、前回の常任幹事会で公認内定が決定されました比例区の参議院候補予定者の総支部設置、そして、暫定総支部を設置して総支部長を異動するという報告がありました。
 以上が報告事項でございます。
 協議・議決事項のほうでは、都道府県議会議員選挙、政令市議会議員選挙の公認について、それぞれ提案がありまして、承認されました。
 次に、参議院議員選挙・比例候補者の公認内定について、比例区で、はたともこさんの公認内定が本日決定いたしました。元職でございます。
 それから、3番目。選挙区及び比例区の公認決定日についてなのですが、我々のところで、何と申しましょうか、選挙に際して公認内定から公認に切り替える日付と申しましょうか、決定日を統一する必要がございますので、本日付で公認を決定し、また、推薦候補については推薦を決定するということで、確認をいただいたところです。今後、新たに公認ないしは推薦が決定される方については、6月7日、本日に遡って公認が決定されるという手続になってまいります。  常任幹事会の報告については以上です。

○物価高騰 日銀総裁発言について

【幹事長】
 私のほうから何点か申し上げたいと思います。
 先ほど執行役員会の冒頭挨拶で代表からもありましたとおり、日銀の黒田総裁が、極めて生活実態をわかっておられない、非常に軽はずみな、そして、本当に実態を承知していらっしゃらないという発言がございました。やはりこういったことを踏まえますと、私たち立憲民主党が物価高と戦い、国民生活を守っていくという、その必要性は強まっていると考えます。
 アメリカのほうの金融引締めの見通しが高まっているということから、また円相場が変動しておりまして、132円ですか、非常に厳しい状況になってきておりまして、きょうの参議院の財政金融委員会で黒田総裁のほうからは、現在の異次元の金融緩和については継続するというふうに表明されておられるわけです。これは一層の円安、物価高騰が懸念される状況だと考えております。
 私ども、今回「物価高と戦う」全国キャンペーンを行っておりまして、アンケート活動ですね、パネルを持ちまして、どの品目について値上がりしたと感じるのかシールを貼っていただくというキャンペーンを行っております。私自身、各地域でお声を伺っておりますが、幾つかあるカテゴリーの中で、どれについて一番物価が上がったと思うか、一つシールを貼ってくださいというふうに言うと、「一つじゃなくて全部貼らせてくれ」という方が結構いらっしゃいまして、そういったことからすると、黒田総裁の発言は国民の声とは全くかけ離れていると考えます。総裁を任命した政府・与党の責任は非常に大きいと考えております。
 財政政策、金融政策、こういったマクロ経済政策の両輪で、国民生活を痛めつけているいろいろな政府の無為無策に対して、しっかりと我々は「生活安全保障」を掲げて、この参議院選挙を戦っていかなければいけないと考えております。

○細田衆院議長のセクハラ疑惑について

【幹事長】
 先週の金曜日のことでしたが、我が党のジェンダー平等推進本部長代行の岡本あき子衆議院議員が、他の野党の方々とともに、細田議長にセクハラ発言について国会での説明を求めるという申入れを行いました。しかし、議長のほうは、事実無根と言うだけで、説明する意思を全く見せなかったということであります。
 この議長の対応を踏まえまして、私自身の名前でマスコミ各社に要請を行いました。その内容は、男女雇用機会均等法のガイドライン、この考え方に沿って、マスコミ各社が雇用主として記者を守るという立場から今回の事案に関する調査を行っていただきたいというものでございます。
 国権の最高機関を代表する議長の発言の疑念、これを曖昧にしたままでは今後もこういった問題がなくなることはないと考えております。事実関係を明らかにすることは不可欠だと思っておりますので、どうかマスコミ各社の皆様におかれましてもご協力をぜひともお願いしたいと考えております。よろしくお願いいたします。


■質疑

○国会対応について

【毎日新聞・宮原記者】
 冒頭発言でもあったが、細田議長のセクハラ発言に関して、「10増10減」発言も含めて、きょう馬淵国対委員長が野党・与党の国対委員長と会談して説明されたということで、野党各党の反応は、一部の党はちょっと不信任はどうなのかという反応もあったり、与党のほうは、本会議の運営に関して瑕疵はなかったということで粛々と否決するという考え方も出ているわけだが、そちらについての受け止め。また、細田議長の不信任決議案を出すことの意義について改めてお願いしたい。

【幹事長】
 先ほどぶら下がりが終わりました国対委員長から、野党そして与党の国対委員長との会談のご報告はお伺いいたしました。それぞれ各党反応がさまざまのようでありますが、我が党としては、議長不信任案について提出したいと。提出するという方向でございます。
 この間、まず一つは「10増10減」の話ですね。ご自身が法案の提出者、取りまとめ責任者であった、この「10増10減」法案について、与党のほうは採決、強行的なものまでやっておいて、ここに来てそれがいかんと。もっと言えば、それを議長がひっくり返すというのは、やはり衆議院の品位をおとしめるものだと思いますので、それ自体も大きな問題だと思っております。
 それと、歳費のことについて、100万円しかもらっていないというようなご発言をされた。ご発言の一つ一つを、いちいち何かこう、つまようじで角をつつくようなことはしたくはありませんが、やはりそういった言葉の細部に議長としての品位のありやなしやということはにじんでくるものだと思っております。
 そして、セクシャルハラスメントの疑惑ということについては、ある政党の方が、いつ、どこでやられたのか、それを明確にしなければ確認ができないというような発言をされたと聞きましたが、セクシャルハラスメントの本質は、名乗りを上げることが難しいということなのです。それによって受ける不利益がいかほどのものかということを、やはり被害を受けた側は考えながら、声を上げるかどうかということに常に悩まされるのが被害者の側であるので、そういったことから考えると、加害をしたのではないかという疑惑のある細田議長の側から説明責任をきちんと果たしていただくということは必要なことだと思っております。

【毎日新聞・宮原記者】
 追加だが、内閣不信任決議案について、泉代表は岸田政権に対して不信任に値するというような発言を繰り返されているのと、会期末が迫っている中で時期等がどうなるのかというところもあるが、改めて内閣不信任案を提出するのかどうかと、時期について、おっしゃれる範囲があればお願いしたい。

【幹事長】
 泉代表は、岸田内閣が不信任に値するとおっしゃっています。私たちも、内閣不信任に、提出に至るのかどうか、現在最終調整中というところです。

【時事通信社・眞田記者】
 内閣不信任の関係だが、昨日、自民党の役員会で岸田総理が、野党の不信任とか問責の動きに関して、野党について、不信任や問責と政局至上主義だみたいな言い方をされて暗に批判していたが、それに対して立憲民主党としてはどのように反論されるか、お聞きしたい。

【幹事長】
 政局至上主義という言葉は、私は全く受け入れられません。私たちは、やはり厳しい円安、そして物価の高騰、先ほど伺ったら、とある大手服飾メーカーのフリースが1.5倍ぐらい値上がりしているというようなお話も伺ったのですが、そういった中で、どうやったらこの難局を乗り越えていけるかということを、やはり政権がきちんと責任を持ってやっていただかなければならないと思っております。
 6月15日には年金の支給額も下がります。0.4%ですか。
 それから、働く人たちの賃金も、この間ずっと上がっていないわけです。非正規労働者が増えて、やはりこの国に格差が非常に深刻になってきている。働く人たちの賃金だって、もう中央値が25年前と比べるとずっと下がっていっているような状況ですから。
 その中で現在現れている日本の物価高というのは、ほかの国と比べてもやはり極めて異常な状況だということですから、政局至上ではなく、これは政策最優先でやっているということはぜひご理解いただきたいと思います。

○参院選に向けた取組について(1)

【新潟日報・山田記者】
 党の候補者の女性比率について伺いたい。選挙区では半数以上を達成し、比例区では約4割。立憲民主党では先月、女性候補者向けのセミナーなども行っている。これらフォローの取組の手応えなども含めて、女性比率の現状の受け止めをお願いしたい。また、今後、関連で幹事長として進めたいと思っている取組や課題認識などがあれば、同時にお願いしたい。

【幹事長】
 今のとにかく物価高などの状況について、本当に私たちは生活者目線で政治を変えていかなければいけないと思っております。そういう意味で、より家庭的な責任を現時点では負っていることの多い女性候補を擁立すること。そして、その女性候補の当選を果たすこと。これで日本の政治は大きく変わっていくと思っています。何か家計にこの物価高が響いていないみたいなことが当たり前のように言われる、こんなことではおかしいと思うので。
 現在、女性候補者比率は選挙区で51.6%、比例区では38.5%です。引き続き過半数を目指して取り組んでいきたいと考えていますし、最後頑張って、本当に過半数に届くかどうかというところはわかりませんが、最大限努力していきたいと思っています。
 女性候補者支援チームもおかげさまで非常にいい形でスタートさせていただき、参加してくださった方からも非常に好評でした。公示まで残り期間は少ないですが、できるだけ女性候補者の方を一人にしない。特に参議院選挙というのは選挙区も広くて、どうしても候補者は孤独になりがちです。なので、寄り添って、先輩議員のメンターなども含めて、しっかりとサポートして当選に結びつけていきたいと思っています。

【新潟日報・山田記者】
 先般、自民党も比例区での女性比率が3割になった。他党と比べ、ここが立憲民主党の女性フォローの一番の強みだと思うところがあればお願いしたい。

【幹事長】
 私どもの候補者は、比例区でこれから特に重視したいと考えているのは、地域型の候補、テーマを持っている候補、こういうことになります。より生活に近く、そして、やはり実態ですね。本当にお仕事や暮らしの実態がわかる方から、地域をよくよく歩いていただいて声を上げていただくということが必要だと思いますので、そういう意欲、そしてガッツのある候補者が我が党には確実に揃っていると思います。

○物価高について(1)

【フリーランス・宮崎記者】
 物価の件と選挙の件で一点ずつ伺いたい。
 きのうの黒田総裁の講演は私は会場で直接聞いており、明らかに原稿を一字一句読み上げる講演だったが、その中で失言が出たということで一層深刻かもしれない。基本的には金融緩和を続けるという結論ありきだったはずで、そこに持っていくための中に、おそらく裏方の書いたものの中に、ああいった文章があったようだ。夕方、SNSが炎上しているのに気づいてびっくりして、きょうも複数の新聞で一面になっている。初めての失言ではないかと思うが、黒田氏、日銀より、より一層、日本経済は、生活は深刻なのかもしれないと自分も思っているが、シールを貼ってという「物価高と戦う」全国キャンペーン、代表や幹事長も含めて展開を始められていると思うが、そこで減税、消費税のほうをやってほしいとか、その物価高の後に何か言われたことはあったか。

【幹事長】
 キャンペーンをやりながらも「本当にとにかく全部上がっているんだよ」と言われることがありまして、本当にそのとおりだなと思いました。
 きょうの政調審議会の中のご報告でもありましたし、おそらくこれは政調会長のほうから政調審議会の後で会見でお話があったかと思いますが、「消費税の減税その他の税制の見直しに関する法律案」、これは野党案でございますが、こちらのほうは我が党として(議員立法)登録を了承し、提出する準備を進めているところでございます。

【フリーランス・宮崎記者】
 きょうの常幹で、代表の挨拶、冒頭1番目だったが、常幹の中で議論はあったか。

【幹事長】
 なかったと承知しております。

○参院選に向けた取組について(2)

【フリーランス・宮崎記者】
 選挙に関して、比例区のほうできょう元職はたともこさん公認ということだが、例えば選挙区のほうで引退を表明されていた北海道の鉢呂吉雄さんに逢坂代表代行が話をしているのではないかという北海道の報道もあったかと思う。また、1人、選挙区の、現在無所属の方でいまだに対応をご自身からおっしゃっていない方もほかにもベテランでいるが、今後比例のほうは最終的に何人ぐらいまで公認するのか。最後は執行部一任みたいな感じで前日に何人か決まるというようなことも今後あるのか。比例の公認のほうは今後どうでしょう。

【幹事長】
 比例の候補者は目標20人ということで、現在13人でしたか、まだそこにとどまっておりますが、目標20人というところは変わっておりません。
 来週の常任幹事会がおそらく国会会期中の最後の常任幹事会になろうかと思います。そこで間に合わないものについては、また14日の常任幹事会で改めて閉会中の手続についてお諮りしたいと思っております。閉会すると常任幹事会もなかなか開くことも難しくなってくると思いますので。

【フリーランス・宮崎記者】
 確認だが、選挙区は公認・推薦も全員終わっていますよね。

【幹事長】
 現時点で大きく動くことは私としても想定しておりません。

○「石井一氏逝去」「孤独・孤立対策」「親権制度」について

【「フランス10」・及川記者】
 街頭アンケート、柏駅で黄色いシールがあったので、3人で5項目かな、全部貼って、貼り切れないなという気がしました。
 代表の冒頭発言であった石井一先生のことだが、京都でも大阪でもなく東京の北区で政権交代を訴えていらしたのを拝聴したのを思い出す。勉強会もつくられ、政権交代への準備をされ、成し遂げて、さらに政権交代に向けて走っていかれる中だが、そのご遺志は継いでいかれるおつもりはあるかが1点目。
 2点目が、不信任案をもし出すとしたら、その理由は何か。岸田政権の成果については、ガソリン値下げが、補助金リッター5円から35円になった。あとは孤独担当大臣を提案。それ以外は慎重に検討と。不信任の理由は何か考えていらっしゃるか。
 3点目、共同親権のことだが、単独親権は、日本、インド、トルコ、朝鮮民主主義人民共和国だが、立憲民主党としては共同親権についてどうお考えか。以上3点をお願いしたい。

【幹事長】
 石井一先生には私も本当にたくさんお世話になりました。1期生のときに選挙の勉強会みたいなものをやっていただいて、今でも教えていただいたことは一つ実践していることがあるのですが、本当にお世話になりましたし、その後、党の要職、選対委員長ですとか、いろいろなこともやっていただいて、その中でも随分私もわがままも言いましたし、もう本当にご迷惑もかけたし、お世話になったなという思いです。政権交代、やはり一つの志、これはしっかりと引き継いで私も頑張っていきたいと思っております。
 不信任の理由についてですが、これは考えているかというよりは、たくさんあって、もうあとは出すか出さないかということではないかと思っております。今、私がここで言ってしまうとあれなので。
 共同親権についてですが、いろいろな議論があるところだというふうには思いますが、いろいろな法律、民法なども、つくり方、体系が違うところもあるので、ほかの国と横並びでというような議論にはなじまないのではないかと私は思っております。現在政策集の中にどういうふうに書かれているか、今にわかには確認できないのですが、選挙公約集の中には含まれていなかったと記憶しています。

【「フランス10」・及川記者】
 岸田さんの、慎重に検討に検討を重ねた上で実現した孤独担当大臣。孤独・孤立担当室にきょう電話したら、9分何十秒か待たされ、結局、担当者不在、担当者が誰かもわからないという状況だった。これだけでも不信任に値するような気がするが、立憲民主党としては孤独・孤立対策は何か対案はお持ちか。

【幹事長】
 これはたしかワーキングチームかプロジェクトチームかあったと思うのですが。
 電話がつながらないという話ですね。

【「フランス10」・及川記者】
 要はもう担当者も決まっていないみたいだ。

【幹事長】
 そういうことなんだろうなというふうに思います。  政策といいますか、本当に総体としていろいろなものがありますので、なかなか今、これが孤独・孤立対策ですと言って、これを言ったから全て終わりというのではないというふうに思います。経済的な問題、教育の問題、社会保障の問題、いろいろなことが絡んでくると思いますので、それを全体でパッケージとして取り組む中で、党内でも議論が行われていると承知しています。

【「フランス10」・及川記者】
 内閣不信任案も久々に、たしか枝野さんの3時間以上の演説ぶりだったかと記憶しますので、楽しみにしております。

○SNS投稿について(1)

【フジテレビ・阿部記者】
 今ちょっと話題になっている泉代表のツイッターについて伺いたい。泉代表がきのう朝、ツイッターで「#立憲民主党いらない」というハッシュタグをつけて投稿し、その後、間違いだとして削除されていた。笑い話の範囲だと思わるが、党内での説明はあったか。

【幹事長】
 本当に、指が滑っちゃったんだと思うのですね。私、気がついて代表に連絡したのですが。党内での説明ということでしょうかね。本当に指が少し滑ったということではないかというふうに思います。

【フジテレビ・阿部記者】
 ご本人は何かリアクションをされていたか。

【幹事長】
 私には、ごめんなさいという返信が来ました。

【フジテレビ・阿部記者】
 一応確認だが、ご本人が投稿されているでよろしいか。

【幹事長】
 すみません、そこは確認しておりません。

○物価高について(2)

【京都新聞・国貞記者】
 先ほど質疑のやりとりの中で、幹事長は物価高に関して、日本の物価高は他国と比べて極めて異常であるというふうにおっしゃった。政府・与党のほうは、日本の物価上昇率は他国と比べて抑えられているというのが彼らの反論するいつものロジックなわけだが、そこをどういうふうに理解したらいいのかちょっとわからないので、幹事長がおっしゃったところの説明をお願いしたい。

【幹事長】
 結局、お給料が上がっていない、年金の支給額も下がっているという状況の中で、収入が減っているのに物価が上がっているというのは、これはやはり悪い物価高というふうに評価しなければいけないと思います。そういう意味では、やはりこの日本の物価高というのは生活圧迫以外の何物でもないと私は思います。

【京都新聞・国貞記者】
 他国、先進国は、いわゆる賃金が上昇しているという部分で、そこは物価上昇率は高くなっているが相殺されているという、そういうふうなご理解でいらっしゃるか。

【幹事長】
 厳密に相殺されているかどうかというところは、そこはいろいろな数値の取り方とかあるとは思うのですが、やはりあれだけアベノミクスでたくさんのお金を使ったのに、肝心の地域経済、あるいは働く人たち、特に非正規、女性労働者、こういったところの賃金が低く抑えられたままであるということ自体が、私はまず、そもそもこの物価高の前提として正していかなければいけないことだと思っています。そこに今回の物価高ですので、これはやはり悪い物価高だということです。

○参院選に向けた取組について(3)

【「FACTA」・宮嶋記者】
 泉代表は国民民主党は兄弟政党だと呼んでおられたと思うが、公約を読み比べると、例えば憲法は緊急事態条項の創設であり、防衛費についてはまさに反撃力を持つ、経済政策に至っては金融緩和というか今の状況を維持すると、水と油になっているが、現状で国民と立憲の関係というのは兄弟政党なのか。もはや、幹事長レベルでも没交渉で、赤の他人政党となっているのか。公約から見てもそんな感じがするので伺いたい。

【幹事長】
 ここは言葉遊びにならないようにしたいとは思うのですが、私たちは、必要だと思う政策をとにかく前に進めたいというだけです。いろいろな兄弟関係もあろうかと思いますので、そこは、いろいろな兄弟関係もある中での一つの形かなと思っております。

【「FACTA」・宮嶋記者】
 なぜ申し上げたかというと、やはり参議院選挙で略称で「民主党」と書くと、仮に赤の他人政党でもそれが案分されるような状況になるのだとしたら、両党は国民から不信任を突きつけられるような状況がある。そこまで違うのだったら、そこは公党として、略称問題というのは幹事長レベルでも考える、それが政治のあり方だと思うが、そこをどうお考えになるか。

【幹事長】
 私たち、やはり立憲民主党という政党を一人でも多くの方から書いていただくということを中心に運動をやっていきたいと思っております。
 略称のことも含めて党首間の会談というのを求めてまいりましたが、それができなかったと。非常に残念であります。そのような中で、もう選挙まであと2週間ほどということに迫ってまいりましたので、もう議論を後ろのギアに入れるというよりは前を向いて、とにかく一人でも多くの方々に、私たちの政策、そして候補者の魅力、これを訴えていきたいと今は思っております。

○スポーツ賭博解禁の議論について

【読売新聞・北村記者】
 スポーツの試合結果やプレーの内容を賭けの対象にするスポーツベッティングについて伺いたい。スポーツ産業の活性化につながるということで解禁に向けた検討が進んでいるということだが、八百長やギャンブル依存症の増加が懸念されている。党としての考え方や、課題だと思われる点について、お考えをお願いしたい。

【幹事長】
 スポーツ賭博ということですかね。現在何か政調の中で議論が行われているというふうには聞いておりません。おそらくここ最近の話ではないかと思うのですが、ですので、今、何か党としてまとまった見解があるというふうには聞いておりません。
 ただ、これは話が出てきたのが経産省からだというふうに聞いておりまして、これはちょっと違和感を持つところです。この前のオンライン賭博ではありませんが、やはりいろいろな依存症などの問題もあるかというふうに思いますので、今後の議論次第だというふうに思いますが、慎重な議論と丁寧な説明、これはしっかりと求めていかなければいけない。現時点ではそういうふうに思っております。

○参院選に向けた取組について(4)

【CBCテレビ・木下記者】
 ローカルな話で恐縮だが、今週金曜日の10日に岐阜県庁で会見が正午過ぎにセットされているが、これは岐阜県連の方とどういった内容の会見をされるのか。主たる目的を、ふと選挙のことがよぎったので、念のためお尋ねしたい。

【幹事長】
 岐阜に伺うことになっております。岐阜県は、我々、今、公認候補予定者はおりませんが、やはり政党としてきちんと、この参議院選挙にどういうふうな考え方で何を訴えていくかということなどについてもお話をさせていただければと思っております。

【CBCテレビ・木下記者】
 誰かを擁立するとか、そういった話ではないということか。

【幹事長】
 現時点で、今、我が党の候補者が立っていないところもあります。そのうちの一つが岐阜県ですが、今これから選挙区における新たな候補者の擁立は、私は今、見通しているものはございません。

○SNS投稿について(2)

【フリーランス・堀田記者】
 先ほどのフジテレビさんと重なるが、このツイッターというのは何のためにやったのか。泉さんが。というのは、沖縄県知事・玉城デニーさんがゼレンスキーだと言って、非難ごうごうだった。あのとき他意はないということで釈明されたが、他意なくしゃべることはリーダーとしての資質に欠く。何も他意なく、あのツイッターはやったのか。申しわけないが、おたくの重要な人物である蓮舫さんのツイッターはいつも炎上する。そういったことを泉さんは、地位ある人として、冗談でやったのか、いらないというのは。泉さんへの質問の機会がないもので。

【幹事長】
 私がお話しさせていただくのも何なのですが、ハッシュタグで「#立憲民主党」と入れると候補が幾つか出てくるらしいのですね。それで、候補が幾つか出てくる中で、本当は「#立憲民主党」というところでハッシュタグをつけたかったのだけれども、候補が幾つか出てきている中の、何かがついているところまでちょっと指が滑っていってしまって、そこで手をたぶん離してしまったので、ああいうタグがついたのではないかと思っています。