北海道選挙区から立候補している徳永エリ候補は選挙戦最後の日曜日の7月3日、泉健太代表と札幌市で街頭演説に立ちました。
 徳永エリ候補はまず、多くの皆さんに集まっていただいたことに謝意を示し、「もう一度信頼される強い野党を作りたい。今の国会は安倍政権以降ずっと一強が続いており、その力に押されてさまざまな制度が悪い方に変わっている。さまざまな問題を抱える中で、一部の野党が与党の補完勢力になっていることはあり得ない。この状況を大変心配している。われわれは政府と戦っていかなくてはいけない」と述べ、政府・与党の問題点をただす野党としての役割の重要性に言及しました。

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 「まずは物価高騰対策について消費税を時限的に5%に引き下げることによってガソリンの高騰などにも対応できる」と立憲民主党が掲げる物価高対策に言及するとともに、「消費税は社会保障の財源だから消費税を下げるなら年金を引き下げる」などと自民党幹事長が発言していることにも触れ、「これは脅し。税金は皆さんからお預かりして大切なものであり、国民も皆さんのために使うものであるにもかかわらず、緊急経済対策として示されたのは『節電すればポイントを還元する』などという対策しか示されない」と怒りをあらわにしました。
 またコロナ禍や単身女性による貧困の問題にも触れ、「四半世紀労働賃金が上がっていない日本の現状はおかしい、立憲民主党は賃金を上げる環境を作る、今こそ働く皆さん、国民の皆さんの声を大きな力として、国会の中でしっかりと戦っていく」と力強く述べました。

 泉代表は、「代表になり徳永さんには党のジェンダー政策の推進本部長になっていただいた。そのおかげで役員の半分を女性にすることができ、女性政策を進める原動力になった。徳永さんの働きが日本の政治を変えようとしている、国会には女性の視点が必要、徳永さんを国会に戻すため何としても皆さんの力が必要だ」と徳永議員への支持を訴えました。