岡田克也幹事長は10月4日、国会内で記者会見を開き、岸田内閣の1年間の評価等について質問があり認識を述べました。

 岸田総理の所信表明演説について岡田幹事長は、「メリハリがない。具体的に何をやりたいのかが見えてこない演説だった」と指摘し、「明日からの代表や代表代行の代表質問で、そういった点をただすことになる」と述べました。

 岸田総理のこの一年について、「登場した時に、今までと変わるという期待感があったが、政治スタイルも国葬の説明ぶりや決め方を見ても、どこが(これまでの自民党と)違うのか見えにくい」と指摘し、「この10年間、国会と内閣の関係がいびつになり、総理の事実に反する答弁や公文書の改ざん、隠ぺい、国会で確定した解釈を突然変更したり、国会召集を求めても開かれなかったり、この国の民主主義が危ない状況だと認識している」と述べました。岸田総理に対して、「国会が機能しない、民主主義が危ないということを認識し、これまでの10年間とは違うやり方」を期待したいと述べました。