泉健太代表は10月7日、国会内で会見を開き、(1)安倍元総理の追悼演説、(2)維新との追加2項目の合意(3)細田議長の旧統一教会問題―――について発言しました。

 (1)泉代表は、自民党から野田佳彦元総理に追悼演説を依頼したいと党に依頼があったことに触れ、「ご遺族の意向は特別な重みがある」とし、党として野田元総理に依頼をし、「謹んで承りたい」と返事があったと説明しました。

 (2)維新と合意した追加2項目については、「早速、連合審査について自民党からやると返事があった。野党第1党、第2党が連携して、選択肢を示すことは非常に良いことだ」と述べました。

 (3)細田衆院議長と旧統一教会との関係について、本日議事運営委員長の説明をすることについて、「国民が本当に納得するのか」と述べ、「あらためて、旧統一教会との接点をすべて公開すべき。いつからの接点か、どういう経緯で接点が生じたのか、細田派のトップとして、他の議員に対しての働きかけも含め、明らかにすべき」と強く求めました。

 本会議において同様の趣旨の質問であっても、野党議員の質問には答弁をせず、与党議員には答弁をし手柄を割り振るといった「古い国会」のやり方に関連して記者から質問があり、「国民が細田議長に対して疑問をもっている。議長は答えるのが当然であり、本来であれば、議長自身が進んで説明をすべきだが、代表質問に至るまで行われていなかった。自ら機会を放棄し、あの場に至った。議長は説明責任を逃れることはできない」と批判しました。