泉健太代表が10月28日、国会内で会見し(1)補正予算案、(2)旧統一教会問題、(3)防衛省施設と建設国債――等について発言しました。
(1)補正予算案
政府総合経済対策に伴う第二次補正予算案について、自民党幹部や岸田総理の発言で、財務省案から「3時間で4兆円増」になったと指摘されていることについて泉代表は、自民党の要望をうけて額がはねあがるような、「中身の根拠が乏しい、中身がないことを証明」だと批判しました。
泉代表は、そもそも補正予算の考え方についても、去年も年度内で使えなかった補正予算だったことを指摘し、「財政規律の観点からも政府をただしていく」と述べました。
(2)旧統一教会問題
昨日、衆院憲法審査会が行われたことに関連し、泉代表は「旧統一教会の問題は集中的に取り扱うべき時期だ」と述べました。また昨日の、旧統一教会関連の与野党協議において、自民党と公明党が「自分たちの案を示さずに、立憲や維新の案にただ文句を言うことを繰り返している」と指定し、自公に前向きな姿勢を求めました。
(3)防衛省施設と建設国債
公明党議員から防衛省施設費に建設国債をあてる話が出ていることに関連して、泉代表は、財政法の4条3項に規定されている公共事業の範囲に防衛省の予算は含まれていないことを指摘し、「防衛省施設であっても、建設国債をあてることは行われてこなかった。もし、変えるなら相当な議論が必要」と述べました。