立憲民主党は11月4日、経済活動が活発化する中で迎える今冬に、ツインデミック(同時流行)の発生が強く懸念されることから、新型コロナウイルス感染症・インフルエンザの同時流行への対策強化を加藤勝信厚生労働大臣に申し入れました。
申し入れには、小川淳也衆院議員・新型コロナウイルス対策本部長、ネクスト厚生労働大臣の早稲田ゆき衆院議員をはじめ、阿部知子、中島克仁、柚木道義 各衆院議員が参加し、申し入れ後に記者団の取材に応じました。
小川議員は、「加藤大臣からも少し踏み込んで心情を吐露してもらったように思う。申し入れの内容について、問題意識に大きな違いはないと言っていただいた。また検査キットの低廉化について、流通経路が非常に複雑なので簡単ではないが、政府の買い入れも含め量産効果を上げられれば、その分価格も下がることが期待できるのではないか、とのことだった」と述べました。
早稲田議員は、「発熱を診て頂けるクリニックを増やさなければならないと申し上げたところ、大臣もそれは同感とのことだった。また、新型コロナウイルス・インフルエンザウイルスを同時に検査できるキットの増産も求め、これについても大臣は前向きに行っていくとのことだった」と述べました。