立憲民主党ジェンダー平等推進本部は11月18日、党所属の女性自治体議員によるりっけん女性塾オンライン・トーク第3回「自治体議員ってこんなシゴト~現場からのエピソード」を開催しました。「りっけん女性塾」は、選挙に立候補してみたいと思っている女性のみなさんの背中を押すために先月10月からスタートした企画で、この日のトークにはコーディネーターのゆさみゆき(宮城県議7期・元アナウンサー)、はくいし恵子(島根県議4期・元県職員)、伊藤めぐみ(神戸市議2期・元中学教師)、ほんだまきこ(朝霞市議1期・カウンセラー)、山内かなこ(宮崎県議1期・元新聞記者)、酒井なつみ(江東区議1期・助産師)の多彩な経歴を持つ6名の地方自治体議員が参加。立候補のきっかけから仕事と家庭の両立まで幅広く語り合いました。
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トークの中で、立候補を決意したいきさつについて、6名の参加者は以下のように語りました。
■ほんだまきこ(朝霞市議)
「カウンセラーとして生活のことや病気のことなど様々な相談を受けるなかで、予算や制度を変えなければ解決できない、変える側に立たたなければ、と思い一念発起した」
■山内かなこ(宮崎県議)
「保守王国の宮崎で新聞記者をやりながら届いていない声があると感じていた。選挙に出てみないかと声を掛けてもらい思いが芽生えた」
■伊藤めぐみ(神戸市議)
「子どもの時からの学校の先生になりたいという夢がかなったが、授業も部活も忙しすぎて体調を崩した。学校を良くしようと思ったら政治の力で変えていくしかないと思った」
■ゆさみゆき(宮城県議)
「故郷をなんとかしたいと思って選挙に出ようと思った。(周囲に)反対されたが、議員が産休を取って政治をすることを公約に立候補した」
■はくいし恵子(島根県議)
「(立候補当時は)県議会は女性議員ゼロだった。出てみないかと言われなかなか決心がつかなかったが、よく知った人から『議員になったら今まできなかったことのいくつかは実現できるかもしれんよ』という一言で決意した」
■酒井なつみ(台東区議)
「夢だった助産師になった。28歳で癌と診断され、この先の人生をどうやって生きるかということを真剣に考えた。政治家になれば変えられることがたくさんあるかも知れないと気づき、自分と同じような経験をしている人たちの力になりたいと思い立候補した」
トークはこのほかに、選挙戦でどんな工夫をしたか、当選して乗り越えたことは何か、子育てと政治活動をどう両立させたかなど、多岐に渡りました。