立憲民主党は11月29日、国会内で第63回常任幹事会を開きました。

 冒頭であいさつに立った泉健太代表は、衆院予算委員会で総勢15人が質疑に立ったと3日間の論戦を振り返り、「特に秋葉大臣の説明ぶりは何の説明にもなっていない。これを説明責任を果たしたと岸田総理が言うのであれば民意と大きくずれているのは明らかだと思う。秋葉大臣については数々の疑惑があり、被災地の視察を取りやめるなどすでに支障をきたしている。こうした大臣のもとでは復興行政は滞ってしまい、何より国民の信頼を得ていない。復興行政を立て直すためにも更迭を求めていこう」と参加議員に呼びかけました。

 また、統一教会の被害者救済法案については、「立憲民主党が被害者の方に寄り添いヒアリングを重ねてくることで被害者の皆さんの声が大きく国民の世論を喚起したと思います」との見方を示し、これまでも被害者を救済できる法案づくりに全力を尽くしてきましたが、政府新法は「まだまだ」だと指摘。「最終的に弁護団や被害者の皆さんがこの法律は被害者を救済できる法案だというところまで全力をつくして野党案の実現に向けて努力をしてきます」と述べ、衆参力をあわせて日本の経済を立て直し真に被害者救済になる法案を作っていくと力を込めました。

■報告・承認事項
<幹事長>
 岡田克也幹事長は(1)幹事長会談(2)党役員一覧の更新(3)当面の会議予定――等について報告しました。

<国会対策委員長>
 安住淳国対委員長は予算委員会での対応等について報告し、「舞台は参院へ移る。情報も集まってきている」ということで、参院審議へ引き継いでいく考えを示しました。

<政務調査会長>
 長妻昭政務調査会長は『次の内閣』閣議(第9回第10回)審査事項について報告しました。

<大串博志選挙対策委員長>
 大串選対委員長は(1)一般市区町村の選挙における公認・推薦報告並びに選挙結果(2)統一地方選における一般市区町村の首長の推薦(3)統一地方選における一般市区町村の公認・推薦――等について報告しました。

(1)一般市区町村の選挙における公認・推薦報告並びに選挙結果報告

20221129 第063回常任幹事会 報告一覧(一般市区町村).pdf
(2)統一地方選における一般市区町村の首長の推薦

報告 2023統一地方自治体選挙【一般市区町村長】20221129■第63回常幹.pdf
(3)統一地方選における一般市区町村の公認・推薦

報告 2023統一地方自治体選挙【一般市区町村議会議員】20221129■第63回常幹.pdf

■協議・議決事項  大串選対委員長は2023年統一地方自治体選挙における候補者の公認・推薦について報告しました。
○2023年統一地方自治体選挙における候補者の公認・推薦について

協議・議決 2023統一地方自治体選挙【道府県議会議員選挙】20221129■第63回常幹.pdf

協議・議決 2023統一地方自治体選挙【政令市議会】20221129■第63回常幹.pdf

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