泉健太代表は12月23日、全国から一般公募・選抜された高校生らが、各党の政治家らと政治に対する考えを深めることを目的とするイベント「全国高校生未来会議」に参加し、立憲民主党の役割について演説しました。
泉代表が25歳で衆院選に立候補した際に、地元の市議会議員や京都府議会議員が供託金を貸してくれたエピソードを披露。「全然知り合いのいないところからのスタートでしたけれども、そういうことができる時代になっている。今はSNSを使って共感者を集めることもできる時代ですので、ぜひ皆さん、チャレンジをしてもらいたい」と政界へ立候補することを参加者に呼びかけました。
先の臨時国会で旧統一教会被害者救済法案ができる過程について触れ、「立憲民主党が当事者の小川さゆりさん(仮名)という方を国会に呼ばなければ、岸田さんは全然この法律を作るという気持ちになっていませんでした」と紹介。「呼んで皆さんの前で話してもらったときに、こんな辛いひどいことが世の中で起きているのかと、これは変えなければいけないという気運が盛り上がり、国会の中も変わっていった。野党からこういう提案ができるというのはとても大切です」と野党の役割を訴えました。
泉代表は、野党は決して反対ばかりではないと述べ、「人のことをしっかり考えて、子育て支援をする。そしてできる限り再生可能エネルギーを増やしていく。デジタル教育、この新しい分野の投資を増やして、もう1回あらためて、皆さんの世代が世界の中で先進国でいられるようにこの日本を再生させていく」と決意を述べ締めくくりました。