泉健太代表は1月13日、国会内で定例の記者会見を行いました。(1)新しい政党ポスター(2)日本維新の会をはじめ国会での他の政党との連携(3)所得制限のない子育て支援――等について触れました。

 泉代表は冒頭、新しいポスターを作成したことに触れ、「統一選そして来るべき衆院補選、また党勢拡大に向けて立憲民主党のポスターを作る」と話しました。

 昨日、安住国対委員長が日本維新の会と国対間で協議をし、次期通常国会でも国会で連携することを合意したことについて、「18日水曜日に(維新の)馬場代表と何らかの形で署名をする流れを想定しています」と述べました。また国民民主党をはじめ他の野党会派にも説明し、できる限りの協力を求めていく考えを示しました。今回の合意について泉代表は、「臨時国会後に発表したエネルギー政策や防衛政策を見れば、自民党は基本的には数の力で押し切る体質を持っているので、それに対抗していく必要があろうと思います。その意味で、野党第1党と第2党の合意ができたことは大変大きいことであるし、そこから力を発揮していくことで国会論戦を活性化していきたい」と話しました。

 東京都や兵庫県明石市等、個々の自治体で所得制限なしの子ども手当を支出する動きがあることについて「基本的に歓迎しているし、自治体とすれば当然のことだ」と述べました。一方で、個々の自治体で行うのではなく国で一括して取り組むべきだという考えを示し、「立憲民主党は高校3年生まで1万5千円の手当を支払うことを参院選挙の政策で掲げたが、その実現に向けて所得制限も外していく流れではないかと思。国として取り組む姿勢を立憲民主党としては強く訴えていきたい」と訴えました。