泉健太代表は2月3日、国会内で定例の記者会見を行い、(1)予算委員会・子育て支援(2)衆院千葉5区補選――等について発言しました。

■予算委員会・子育て支援

 今週月曜の1月30日から始まった衆院予算委員会を振り返り泉代表は、自民党は旧統一教会との関係や、防衛増税について問われていることを恐れている中で、子ども政策を打ち出し挽回を図ろうとしている節もあると指摘。子育て支援の政策が一歩でも前に進むのであれば、「どんどん後押しし、引っ張り、先導していきたい」と述べました。

 政府から児童手当の所得制限撤廃の方向で調整しているとの報道があることについては、「確定的な段階にはなっていない」「いかに総理に明確に発言をさせるかが、予算委員会の大きな大事なひとつの争点ではないか」「当然やっていただきたい」と述べました。

 さらに、児童手当以外にも育休の100%給付、給食の無償化、高等教育の無償化など、やらなければならないことはたくさんあると述べ、子育て予算倍増に向けた政策を強く訴えていきたいと語りました。

■衆院千葉5区補選

 日本維新の会の藤田幹事長が1日の会見で、千葉5区補選に関連し野党間の候補者調整について否定する発言をしたことを受け、泉代表は、維新が大阪市長選の候補者を決めるために予備選挙を行っていることを前提に、「与党対野党の構造を作るための予備選は維新の選択肢にあるのかどうかを示してもらいたい」と述べました。

 一方で、大阪府・市の首長選挙などについては、全国各地で政治状況が違うとして、大阪府連と相談しながら、大阪での戦い方について確定させていきたいと述べました。

 党・財務金融部門会議と新しい金融政策ワーキングチームでとりまとめた「『新しい金融政策』の実現に向けて」について説明がありました。

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