泉健太代表は2月10日、国会内で記者会見を開き(1)トルコ・シリア地震救援支援、(2)LGBTQの人権を守る法整備、(3)防衛版ふるさと納税――等について発言しました。
(1)トルコ・シリア地震救援支援
泉代表は、トルコ・シリア地震により甚大な被害が生じていること触れ、日本も含め世界各国からの支援の動きを応援するために、立憲として募金活動を始めることを明らかにしました。
また、国会議員の歳費からの募金を各党会派にも呼び掛けて、日本の国会としても支援に取り組むよう、安住国対委員長とも相談していると述べました。
(2)LGBTQの人権を守る法整備
泉代表は、同日10日朝、LGBTQの人権を守る法整備について当事者団体と懇談し、要望書を受け取ったことを紹介し、「立憲民主党はLGBT差別解消法案の成立を求めており、LGBT理解増進法では足りない」と立憲民主党の姿勢を強調しました。
また、泉代表は「G7の中で日本だけが制度化されていない同性婚を実現していく国会にしなければならない」と、岸田総理に態度を明確に示すよう求めました。
(3)防衛版ふるさと納税
自民党内で防衛版ふるさと納税が議論にあがっているとの報道について、「戦前も国民に協力を求め、国防献金等が隣組等で集められてきた歴史を考えると、一つ間違えると恐ろしい話になってきてしまう」と懸念を述べ、「寄付を安定財源とは見てはいけない。自民党の議論はピントがずれている」と述べました。