岡田克也幹事長は2月12日、香川県高松市を訪問し、香川県連総決起集会に参加しました。

 岡田幹事長は「私が長く目指してきたのは、もっと国民に寄り添った政治。時には、政権が変わるような、もっと緊張感のある政治を作らないと、この国は変わらない。私はそういう信念でずっとやってきた」と述べました。

 去年の国会で旧統一教会の問題が取り上げられたことに触れ「立憲がいたからこそ、あそこまで大きく取り上げられ、解散請求に向けて国が動き、被害者救済法が成立した。あの救済法が成立した時、関わってきた当事者の方が奇跡だと言った。しっかりと野党として十分な役割を果たしてきたと思っている」と述べました。

 そして、今国会では大きな課題がたくさんあるとして、岸田総理が年頭にあげた「経済、子ども政策」だけでなく「閉会してから政府が決めた43兆円の防衛費、反撃能力を明記した防衛3文書は、安全保障政策の大転換」にも関わらず、「国会でも議論なし、国民にも説明ないまま閣議決定だけで決め、アメリカ政府と日米で協力することを決めてしまった」と指摘。エネルギー政策についても「国会で議論せずに大転換してしまった」と政府の進め方を強く批判しました。

 岡田幹事長は、岸田総理が「防衛費の43兆円、子ども予算も倍にすると言っている」ことに触れ、2025年問題と言われて久しいが、介護費や医療の予算が増えていくことは間違いない事実だとし、「防衛と子ども対策、それから高齢化に伴う社会保障費の増額、国債増を、どうやってやり取りするのか、そういう答えが全く岸田総理にはない」と懸念を示しました。

 「今のままの政治ではだめです。私たち野党を強くしていただいて、お互い競えるような政治を作っていかなえればならない。そのために、統一地方自治体選挙に向けて大きな正念場を迎える。日本の政治を変える、その大きな第1歩にしてきたい」と意気込みを述べました。

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 集会では小川淳也衆院議員も参加し、統一地方自治体選挙の候補予定者が紹介されました。香川県議会選挙の竹本敏信県議(高松市)、とみの和憲さん(高松市)、まいだ晴彦県議(丸亀市)、大西ともはるさん(善通寺市)、森ひろゆきさん(三豊市)、高松市議会選挙の中西しゅんすけ市議、多田ゆうこさん、もてき邦夫さん、山西ともこさん、土庄町議会選挙のすずきみか町議、三木町議会選挙の小島しげとし町議らが参加しました。

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