岡田克也幹事長は2月28日、定例の記者会見を国会内で開き、(1)2023年度予算案(2)安全保障議論(3)子ども予算――などについて発言しました。

 ■2023年度予算案の衆院通過について

 「先ほど衆院を通過した。非常にさまざまな政策的な大きな論点について議論ができた。各党の質疑の中でも、立憲民主党の質疑は粒ぞろいで、重要な論議ができたと思う。大臣の首を取るとかではなかったが、政策論争はしっかりできた。非常に意味のある衆院予算委員会の質疑だったと思う」と述べました。

 ■安保論議について

 「購入するトマホークの数すら言わない。最後には言ったが、何でもかんでも防衛秘密、安全保障の問題ということで答弁しない政府の姿勢は、議会への報告がある米国と比べて明らかに違うことがはっきりした。存立危機事態についても具体例を挙げて説明を求めたが、説明がなされない。国民の命にかかわる話を、霧の中でできると言って、説明しないことはまったく理解しかねる」と疑問視しました。

 ■子ども予算倍増について

 「総理自らが『倍に』と言っておきながら、数字ありきではないというようなことも答弁している。本当にひどい話だ」と、答弁の一貫性の無さを指摘しました。